タグ: 隠れキリシタン

  • 南蛮屏風と蛸唐草

    南蛮屏風と蛸唐草

    前回の『蛸唐草と小皿』と題したブログのなかで、リサイクルショップで見つけた蛸唐草の小皿について「何となく心惹かれて購入しました」と書きましたが、実は唐草模様よりも一緒に描かれていた南蛮船や人々の雰囲気に興味がありました。

    蛸唐草と小皿

    というのも子供ころから『南蛮屏風』が好きで、そのなかに描かれた風景を見ていると、時空を飛び越えた えもいわれぬエキゾチックな世界に引き込まれてしまいます。当時の私にとって、どんなおとぎ話や童話の絵本よりも、この『南蛮屏風』が魅力的でした。その思い出に誘われるように小皿を買ってしまったわけです。

    あれから何十年という時が過ぎ、久しぶりに『南蛮屏風』が載っている本を引っぱり出して覗き込んでみると、今も あのエキゾチックな世界に引き込まれてしまいます。もうあのころのような純粋な心ではなくなりましたが、子供のころには見えなかったものも見えてきます。改めて、こうして眺めているとエキゾチックな世界観の作品が作りたくなってきます。頑張ります!

  • 宮崎県立美術館( [特別公開] 新発見! 天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像 )

    宮崎県立美術館( [特別公開] 新発見! 天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像 )

    先日、大阪(関空)から飛行機に乗って雲海を越えて――

    宮崎県立美術館( [特別公開] 新発見! 天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像 )

    宮崎県立美術館( [特別公開] 新発見! 天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像 )

    ひと月ほど前のブログ『天正遣欧使節――伊東マンショ』で書いたとおり、この絵(伊東マンショ)に会うために九州の宮崎県立美術館(宮崎市)にやってきました。

    天正遣欧使節――伊東マンショ

    この絵は天正遣欧少年使節の一人「伊東マンショ」。400年以上も前、彼は13歳の若さで遣欧使節に選ばれ、2年半もの月日をかけてヨーロッパへ赴きました。まずはスペイン国王のフェリペ2世に歓待され、ローマ教皇グレゴリウス13世に謁見し、さらに帰国後は京都の聚楽第(じゅらくだい)で豊臣秀吉にも会っています。しかし、伊東マンショといえば、今までは下のような肖像画しかなく、実在の人物をイメージさせるには程遠い歴史的資料でしかありませんでした。

    宮崎県立美術館( [特別公開] 新発見! 天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像 )

    自称 “歴史ファン” の私も、この肖像画なら、わざわざ飛行機に乗ってまで見に行かなかったでしょう。でも、さすが! ルネサンス期のイタリアで描かれた肖像画は本当にリアルで、400年以上も前に生きた人とは思えなかったからです。日本では、彼が会った天下人の豊臣秀吉でさえ、これほどにリアルに描かれたものはありません。ちなみに、このマンショの肖像画は、2014年にイタリア北部で発見されたものです。

    さらに、帰国後の禁教令とキリシタン弾圧のなかで彼らは歴史に翻弄され、その過酷さは同じ年ごろの息子ももつ身に迫ってきます。一度、ネット上でも構わないので天正遣欧使節と彼らの生涯について調べてみてください。

    とにかく、絵を実際に見ることの大切さを改めて痛感させられました。と同時に、この度で出会った九州の人の温かさにも心癒されました。伊東マンショの故郷――宮崎は、とても良い所で、よい思い出になりました。皆さん、お世話になり、本当にありがとうございました!

  • 天正遣欧使節――伊東マンショ

    天正遣欧使節――伊東マンショ

    去る8月21日にNHKの日曜美術館で放送された「少年たちはローマを目指した~絵でたどる天正遣欧使節~」 で紹介された伊東マンショの肖像画を見たいので、宮崎県立美術館( [特別公開] 新発見! 天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像 )へ行ってきます。感想などは、またご報告させていただきます。

    天正遣欧使節――伊東マンショ

    つきましては、10月2日(日)は臨時休業させていただきます。なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。