カテゴリー: ブログ

ひとつ屋の日々の仕事や判断、その背景にある考えを、いくつかのカテゴリーに分けて記録しています。畑で植物を育て、染め、織り、道具を整え、作り続ける。その過程で起きた迷いや選択を、現場の視点から綴っています。完成品だけでなく、そこに至るまでの時間や思考も含めて残す記録です。

  • 木目しぼりのゆかた

    木目しぼりのゆかた

    学校を卒業して依頼、随分と長いこと独学だった染色を学び直すために再び学校に通ってから来春で3年になります。その後も続けていくか、この辺りで終了するか、今は悩んでいます。が、どちらにせよ、3年という区切りのいい年だし、ここらで大作に挑戦しようかと思っています。

    そこで購入したのがこれ。浴衣(ゆかた)地です。

    木目しぼりのゆかた

    そう!! いよいよ浴衣の染めに挑戦しようと思っています。しかも!! 二反(二着)分――。おまけに一反は「木目絞り」です。

    ▼ 以前に染めた「木目絞り」です。
    木目しぼりのゆかた

    この柄は7㎜前後の幅で波縫い(運針)を施し、これを絞って染めることで浮かび上がてくるのですがわずか60×90㎝をでも1週間はかかる作業。これを浴衣一反分 41㎝×13m となると、どれくらいの時間と手間がかかるのだろう—。縫い絞る本数は、なんとッ!! 20000本。考えると気が遠くなりますが、もしかしたら卒業制作となるかもしれないので、頑張って絞って染めようと思います。

    ▼ まずは  こんな感じ――。
    木目しぼりのゆかた

    木目しぼりのゆかた

    お正月も返上で縫って絞り、来春には仕立てて完成しようと思っています。ショップがオープンしたら展示しようとも考えています。ちなみに、もう一反は「ろうけつ染め」にしようと思っています。これも春までに完成して展示しようと思います。その後は、妻と息子に「形見(かたみ)」としておいておきます。

  • そして、冬が始まります

    そして、冬が始まります

    ときどき、近所の海へ出かけます。

    そして、冬が始まります

    そして、冬が始まります

    秋が終わり、冬が始まると空気が澄んで、海からも、生駒(いこま)山をバックにハルカスが見えます。
    そして、特に好きなのが夕刻の風景です。

    そして、冬が始まります

    そして、冬が始まります

    本格的な冬が、もうすぐそこまでやってきましたね。ときの流れの速さを感じます。
    これからは師走の忙しいとき、くれぐれもご自愛ください!!

  • 晩秋

    晩秋

    わが家の小さなモミジも

    すっかり紅葉しました。

    もう秋も終わりですね。

    晩秋

  • 千鳥格子の手織りマフラー

    千鳥格子の手織りマフラー

    前回のブログ 『実験中の白いマフラー』 の続きで、今回は実際に染めて、思ったような結果が得られるか!? いよいよ実験の終盤です。ちなみに、染料にするのは、数日前のブログ 『ニンジン葉での染料の作り方』 で紹介したものを使います。

    ▼ まずは織り上がったマフラーを水につけておき、充分に水を吸収したら軽く脱水してニンジンの染料に浸します。

    ▼ 染料の温度をゆっくり上げながら染めていくと、次第に千鳥格子の柄が現れてきました。

    ▼ 次に、染料から取り出して媒染(発色と色止め)し、終了すれば洗浄し、湯洗いです。

    ▼ これを乾燥させれば完成! 想像していた以上の出来栄えです。

    ワークショップでは、このマフラーの緑色の部分を自由に染められるようにしようと思っています。今回はニンジンの葉で緑色に染めましたが、茜(あかね)を使えば赤やピンクに、栗で茶色、緑茶でグレー、タマネギでは黄色に染まり、紫根では紫にも染めることができます。使う植物染料や草木染の方法の違いによって、お好みの色に染めることができます。しかも、千鳥格子のほかにも無地やチェックなど、さまざまなデザインとサイズを用意するつもりです。

    思った以上の成果!!

    ちなみに、実験で染めたマフラーは完成と同時に息子に発見され、「ええやんッ!! ちょうだいッ!!」 とせがまれ、今は彼が使っています。学校でも評判はよいらしく、先生にも「ええマフラーしてるなぁ~」と言ってもらったとか。でも、「父が織って染めました」 とは言えなかったそうです🤣

  • 実験中の白いマフラー

    実験中の白いマフラー

    季節柄、マフラーの制作依頼をいただきます。でも、糸を染めて織り、さらにフリンジを作るという一連の作業って、とても時間と手間がかかるんです。そこで、ご注文くださった方にも “染める楽しさ” を体験していただきたくて、こんな白いマフラーを考えました。

    ▼よく見ると、白とクリームの二色の千鳥格子(ちどりごうし)の模様になっているのがお分かりいただけるでしょうか。

    実験中の白いマフラー

    実験中の白いマフラー

    これを草木染めすると、な・な・なんと!! くっきりとした千鳥格子の模様が現れる—はず!? なんです!

    この白いマフラーを使えば、ご自分でも好きな色に、そして好きな濃さに、しかも千鳥模様の手織りマフラーが簡単に染めることができます。といっても、まだ実験段階なんです。だから “はず!?” なんです。次回、これを実際に染めてみることにします。うまくいけば、来春にはオープンを予定している ひとつ屋のワークショップで使う予定です。

    ※ 後日、実際に染めたことを書いたブログ『千鳥格子の手織りマフラー』もご覧ください。