カテゴリー: 制作風景

このカテゴリーでは、ひとつ屋で手作りしているアイテムの製作風景を紹介しています。実際の現場での手順や試行錯誤、完成に至るまでの過程を、そのまま記録しています。中には、思うようにいかず商品にならなかったものもありますが(笑)、そうした失敗も含めて、物づくりのリアルな一面として残しています。

  • ひとつ屋の新アイテム

    ひとつ屋の新アイテム

    コロナ禍、ひとつ屋の実店舗を休業して1年以上になりました。その間、これからのことについて、いろいろと考えました。リアルショップやワークショップの再開後のこと、歳を感じるようになった自分の将来のこと、そしてアフターコロナの世界のこと—。もちろん、そんな問いに答えを出せるはずもありませんが、最近 体調を崩したこともあり、新しいことができるのも、そろそろ終わりに近づいてきていることだけは実感しました。そこで、これがラストチャンス!と肝に銘じて、しばらくは今まで作ってみたかった物づくりに挑戦しようと思います。まず、これは「型染め」の伝統的な型紙からデザインしたもので、金属を加工した「タペストリー(ストール)ハンガー」を作る予定です。歳を得て何をするのも時間がかかるようになってしまいましたが、これからのひとつ屋を楽しみにしていてください!



     

  • ネオクラフト

    ネオクラフト

    大マジメな話――😅 新しい技術や表現を否定することなく、草木染やクラフト(工芸)の新たなスタイルを模索しています。これは最新の金属レーザー加工技術との融合を考えたアイテムで、まずは金属部を紙で試作しています。ところが思うようにはならず、もう随分と試行錯誤が続いています🤔 完成にはまだまだ時間がかかりそうですが、ひとつ屋のこれからを楽しみにしていてください!

  • 藍の灰汁抜き

    藍の灰汁抜き

    藍染めの原理を簡単にいうと、還元した色の成分が繊維の上で酸化し、藍色に変化しています。つまりは酸化・還元の作用なのですが、色の成分を還元するときに灰を水に溶いた灰汁(あく)を使います。しかし、この灰汁が残っていると藍色が濁ってしまうので、ひとつ屋では染色後に灰汁抜きの作業を行っています。お湯にしばらく浸すだけですが、ご覧のとおり、お湯が黄色くなるほど灰汁が出ます。せっかくの手づくりなので、ひと手間かけたいいものを作っていきたいと願っています。


    藍の灰汁抜き


    To put it simply, the principle of indigo dyeing is that the reduced color components oxidize on the fibers and change to indigo. In other words, it is a redox action. Alkali is used to reduce the color components. However, if this alkali remains, the indigo color becomes cloudy, so we perform the alkali removal work after dyeing. Just soak it in hot water for a while, but as you can see, the more yellow the hot water, the more alkali is discharged. We hope that we will continue to make good products that take a lot of effort.

  • 花蝙蝠(はなこうもり)

    花蝙蝠(はなこうもり)

    都会 ⇄ 山里のデュアルライフ(二拠点生活)にも少し慣れてきたので、そろそろ本格的な作品づくりに取り掛かろうと思っています。まずは型染です。以前に考えた「花蝙蝠(はなこうもり)」の図案を型紙にしました。なんとなく不気味で忌み嫌われる蝙蝠ですが、中国では「蝠」が「福」と同音ということで吉祥紋様として用いられてきました。日本でも江戸時代には当時のファッションリーダーである歌舞伎役者の影響で大流行したそうです。また沖縄(琉球)の紅型にも、蝙蝠模様が見られます。ひとつ屋ではTシャツにしようと思っています。お楽しみに!

    花蝙蝠(はなこうもり)

    I’m getting used to the dual life of going back and forth between the city and the countryside, so I’m thinking about making a full-scale works. Now I am planning traditional Japanese stencil dyeing with indigo. First, I will cut the “” design I had previously considered into a dyeing pattern. Bats are eerie and disliked, but have been used as auspicious patterns in China. It seems that the design of bats became very popular in Japan around the 18th century due to the influence of Kabuki actors who were fashion leaders at that time. We can also see bat patterns on traditional dyed products in Okinawa (Ryukyu). I will make a T-shirt with this design. Please look forward to!

  • 藍染め&手織りのバッグ

    藍染め&手織りのバッグ

    藍で染めた綿&芭蕉の糸を織り上げました。今は湯通しをしています。バッグでも作ろうかと思っていますが、うまくできるだろうか—🤔 少し不安です。頑張ります!