カテゴリー: 制作風景

このカテゴリーでは、ひとつ屋で手作りしているアイテムの製作風景を紹介しています。実際の現場での手順や試行錯誤、完成に至るまでの過程を、そのまま記録しています。中には、思うようにいかず商品にならなかったものもありますが(笑)、そうした失敗も含めて、物づくりのリアルな一面として残しています。

  • レーザー加工機による試作

    レーザー加工機による試作

    今日は、こんなものを作ってみました。木でできた「ランプ・シェード」です。といっても、まだまだ試作で、木製なのでキャンドルホルダーといってもよいのか!? さえ思案中です。

    実は、これまで以上に “いろんなものを作りたい!” と、昨年末にレーザー加工機を購入しました。紙や革をはじめ、アクリルや木材など、金属以外のあらゆるものを切ったり、彫刻したりすることができます。

    以前のブログ『やってみたいことがある』にも書きましたが、これまでに染色での型染めのために考えた様々なデザインをいろんな材質へ展開したいと思っています。これは浴衣を染めるための型紙のデザインをレーザー加工機で木に透かし彫りして「ランプ・シェード」にしています。

    まだまだいろんなアイテムを考えていく予定です!これからの ひとつ屋  を楽しみにしていてください!

    ひとつ屋のアイテム

  • 車輪梅の実で染めてみた

    車輪梅の実で染めてみた

    少し前のブログに『車輪梅(シャリンバイ)』と題して、この木になる実について書きました。その内容は“樹皮は染料になるので種を採取して春にまいてみよう”というものでした。が、その保管のためには皮をむいておく必要があるのですが、むいた皮がとても美しい色をしていたので皮を使って布を染めてみることにしました。


    ▼ シャリンバイの実
    ひとつ屋染料農園

    今回はウールを4種類の媒染剤(アルミ、チタン、銅、鉄)を使って染めてみました。どれもとても素敵な色になりましたが、特に鉄とアルミが気に入っています。次にシャリンバイの実が収穫できる季節がきたら、今度は原毛を染めて糸にし、何かを織ろうと思います。少し先のことですが、楽しみにしていてください。

    ▼ シャリンバイの実で染めたウール

  • 漆塗りのボタン

    漆塗りのボタン

    今日作ったのは『漆塗りのボタン』です。随分と昔、まだ学生だったころ、木材工芸の授業で習った漆塗りを思い出しながらの “なんちゃって漆芸” です。当時は「カシュー漆」を用いましたが、今はスプレーで塗れる漆があるんですね。

    しかし、スプレー漆では細かなところが塗りにくく、少し高価で不経済なので、次回はハケ塗りにしようと思っています。

    ちなみに、これらはカバンや財布に取り付けるためのボタンです。日本的なデザインにしたので、漆塗りにしようと久しぶりにチャレンジしたのですが、もう少し研究と慣れが必要そうです。

    漆塗りのボタン

  • 草木染の鹿革の長財布

    草木染の鹿革の長財布

    古民家の改装からボタンまで、ほぼ毎日、何かを作っています。仕事といえば仕事ですし、趣味といえば趣味なのですが、ときには疲れ果てるほど、とにかく日々何かを作っています。

    しかし、どれもが満足のいく完成を迎えられるわけではありません。頼まれ物や商品サンプル、ひとつ屋で販売する商品などでは、日の目を見ないまま箱にしまわれたきりになったり、ときにはそのまま廃棄されたりするものもあります。

    ちなみに、今日作ったものは『草木染めの鹿革長財布』です。

    草木染の鹿革の長財布

    草木染の鹿革の長財布

    草木染の鹿革の長財布

    草木染の鹿革の長財布

    これは「鹿(キョン)の端革(はぎれ)が余るので、何か作れないか?」という依頼で作ったもので、先日、このブログで紹介した「草木染めの鹿革」を縫った長財布です。鹿革らしい柔らかな雰囲気を残しながら、楽しげで日常的に使えるものは何か?と考えた末に、草木染めの布とコラボさせてみました。

    思考錯誤の上に縫い上げたので、まだまだな部分もあり、これをそのまま商品にすることはできませんが、試作しながら問題点や改良点が見えたので、もう少し時間をかければ素敵なアイテムになりそうです。

  • 草木染の鹿革

    草木染の鹿革

    以前から布や糸以外のものを草木染することに興味があります。そんなおり、鹿革を草木染するチャンスをいただきました。繊維の染め方にひと工夫すると、鹿革もこんなに美しく染めることができました。でも、どうも染まりやすい染料(植物染料)と、そうでないものがあるようです。まだまだ研究が必要です。

    草木染の鹿革

    このパッチワークは西洋茜(あかね)、藍、コーヒー、タマネギの皮、ウコン、筍の皮で染めた鹿の革です。財布でも作ろうと思っています。楽しみにしていてください!


    後日、『草木染の鹿革の長財布』を完成しています。そちらのブログもご覧ください。