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  • 坂東玉三郎 初春お年玉公演

    坂東玉三郎 初春お年玉公演

    昨年の正月に坂東玉三郎さんの舞台を初めて観て非常に感動しました。ストイックなまでに完成された美しさが心に響いたことを今も忘れません。

    そして今年も『坂東玉三郎 初春お年玉公演』に行ってきました!

    ▼ 公演が行われた「大阪松竹座」。今年は開館101年目だそうです。

    昨年の公演(坂東玉三郎×鼓童 初春特別公演 『幽玄』)では、タイトルどおり、太鼓芸能集団(鼓童)との共演だったので、とても躍動感のある “動” な内容だったのですが、今年はその逆の“静”な内容でした。いわゆるお座敷で舞われる地唄や長唄の演目で、その所作に、ある種の“日本の美を極めた形”を見たような気がします。

    そして来週は、中国の古典舞踊を扱った『神韻2024日本公演』を観にいきます。日本文化の礎となった中国文化、それを垣間見れるのが本当に楽しみで仕方ありません。

  • 坂東玉三郎×鼓童 初春特別公演 『幽玄』

    坂東玉三郎×鼓童 初春特別公演 『幽玄』

    ずっと以前から「いつの日か(死ぬまでに)実物を見てみたい!」と思っていたのが坂東玉三郎さんです。私にとっての魅力を語ればキリがないのですが、ひと言でいうなら「ものづくりに対する姿勢」にとても深い感銘を受けるからです。インターネットで何でも見れる時代なので、映像では拝見しているのですが、なかなか舞台を見る機会がありませんでした。

    そんな思いを口にしていると、義母の計らいで『坂東玉三郎×鼓童 初春特別公演 『幽玄』を見せていただける機会を与えていただけました。

    坂東玉三郎×鼓童 初春特別公演 『幽玄』

    坂東玉三郎×鼓童 初春特別公演 『幽玄』

    数十年に一度という大寒波のなか、やってきたのは大阪・松竹座。まだ新春ムードが漂う劇場の雰囲気に、年甲斐もなく開演前からかなりハイテンション。今か今かと胸が高鳴るなか、いよいよ開演です――。

    坂東玉三郎×鼓童 初春特別公演 『幽玄』

    舞台は初めから期待どおりの“作り込まれたもの”で、幕間も含めて2時間ほどの公演でした。あれよあれよという間に時間が過ぎ、凝縮された内容はまさに圧巻でした。幕が下されたあとも、しばらくは冷めやらぬ余韻のなかにいたほどです。

    とにかく感動しました。出演者の所作や奏でられる楽器の音色はもちろんのこと、舞台装置や衣装、そして化粧の匂いまでが感じられ、その世界観に引き込まれていきます。

    下町で粗野に育った身にとって、芝居見物は敷居が高く、どこかで「自分のような人間には無縁だ」と捻くれていました。それが、今回は“無邪気”といえるほどに楽しめたことに自分自身でも驚きです。感謝です。