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  • 鳳凰図

    鳳凰図

    前回の投稿『橘立涌文様』と同様の技法で染めた「鳳凰図」です。これは沖縄に存在した琉球国の王家を象徴する図柄の一つで、特に黄色地に鳳凰の図案を染めた紅型は王家にのみ許されたです。

    ち衣裳だったそうなみに、「鳳凰」は中国の伝説に由来する想像上の動物で、徳の高い王の治世のみ姿を見せるといわれています。英語では「不死鳥」の意味で「Phoenix」と訳されますが、それとも違うような気がします(個人的な見解です)。ともかく、鳳凰が現れるような時代になってほしいものですね(ただ、これも個人的な意見です)。

    ▼ 糊を置いたあと、柿渋で染めた状態。

    ▼ 糊を落としている場面。

    ▼ 完全に糊を落とし、白い鳳凰が浮かび上がりました。

    紅型とは逆の彫り方での型紙で染めているので、鳳凰が白く表現されています。伝統的な紅型では、この白い部分が極彩色に彩られ、「瑞雲」と呼ばれる雲のなかに配されることが多いのですが、ひとつ屋では “エキゾチックな花” と合わせてみました。

    まだ何に仕立てるかは決めていませんが、おそらく大きめのトートバッグになるかと思います。ぜひ! 楽しみにしていてください。

  • 花蝙蝠(はなこうもり)

    花蝙蝠(はなこうもり)

    都会 ⇄ 山里のデュアルライフ(二拠点生活)にも少し慣れてきたので、そろそろ本格的な作品づくりに取り掛かろうと思っています。まずは型染です。以前に考えた「花蝙蝠(はなこうもり)」の図案を型紙にしました。なんとなく不気味で忌み嫌われる蝙蝠ですが、中国では「蝠」が「福」と同音ということで吉祥紋様として用いられてきました。日本でも江戸時代には当時のファッションリーダーである歌舞伎役者の影響で大流行したそうです。また沖縄(琉球)の紅型にも、蝙蝠模様が見られます。ひとつ屋ではTシャツにしようと思っています。お楽しみに!

    花蝙蝠(はなこうもり)

    I’m getting used to the dual life of going back and forth between the city and the countryside, so I’m thinking about making a full-scale works. Now I am planning traditional Japanese stencil dyeing with indigo. First, I will cut the “” design I had previously considered into a dyeing pattern. Bats are eerie and disliked, but have been used as auspicious patterns in China. It seems that the design of bats became very popular in Japan around the 18th century due to the influence of Kabuki actors who were fashion leaders at that time. We can also see bat patterns on traditional dyed products in Okinawa (Ryukyu). I will make a T-shirt with this design. Please look forward to!