タグ: 草木染

  • 草木染の鹿革の長財布

    草木染の鹿革の長財布

    古民家の改装からボタンまで、ほぼ毎日、何かを作っています。仕事といえば仕事ですし、趣味といえば趣味なのですが、ときには疲れ果てるほど、とにかく日々何かを作っています。

    しかし、どれもが満足のいく完成を迎えられるわけではありません。頼まれ物や商品サンプル、ひとつ屋で販売する商品などでは、日の目を見ないまま箱にしまわれたきりになったり、ときにはそのまま廃棄されたりするものもあります。

    ちなみに、今日作ったものは『草木染めの鹿革長財布』です。

    草木染の鹿革の長財布

    草木染の鹿革の長財布

    草木染の鹿革の長財布

    草木染の鹿革の長財布

    これは「鹿(キョン)の端革(はぎれ)が余るので、何か作れないか?」という依頼で作ったもので、先日、このブログで紹介した「草木染めの鹿革」を縫った長財布です。鹿革らしい柔らかな雰囲気を残しながら、楽しげで日常的に使えるものは何か?と考えた末に、草木染めの布とコラボさせてみました。

    思考錯誤の上に縫い上げたので、まだまだな部分もあり、これをそのまま商品にすることはできませんが、試作しながら問題点や改良点が見えたので、もう少し時間をかければ素敵なアイテムになりそうです。

  • 草木染の鹿革

    草木染の鹿革

    以前から布や糸以外のものを草木染することに興味があります。そんなおり、鹿革を草木染するチャンスをいただきました。繊維の染め方にひと工夫すると、鹿革もこんなに美しく染めることができました。でも、どうも染まりやすい染料(植物染料)と、そうでないものがあるようです。まだまだ研究が必要です。

    草木染の鹿革

    このパッチワークは西洋茜(あかね)、藍、コーヒー、タマネギの皮、ウコン、筍の皮で染めた鹿の革です。財布でも作ろうと思っています。楽しみにしていてください!


    後日、『草木染の鹿革の長財布』を完成しています。そちらのブログもご覧ください。

  • ヤマモモの樹皮

    ヤマモモの樹皮

    これは「ヤマモモの樹皮」です。とてもよい染料になります。これで絹のストールを染める予定です。きれいに染まれば、報告します。楽しみにしていてください。

    ヤマモモの樹皮

  • 日本茜(にほんあかね)の花

    日本茜(にほんあかね)の花

    染料植物ばかりを栽培している【ひとつ屋染織農園】。藍(あい)をはじめ、刈安(かりやす)や黄金花(こがねばな)など、草木染の材料となる貴重な植物を育てているのですが、なかでも大切にしているのが「日本茜(にほんあかね)」です。

    日本茜(にほんあかね)の花

    そんな日本茜の花が満開の季節を迎えています。たくさんの種がとれれば、来年は栽培面積を増やそうと思っています。がんばれッ!! 日本の茜!!


    草木染染料販売


    かつては道端や雑木林などでよく見かける〝雑草〟のような存在でしたが、外来種に追われたのか!? すっかり目にすることがなくなったそうです。数年前から【ひとつ屋染織農園】では、そんなニホンアカネを数年前から栽培しています。’23年の冬からは、少量ずつではありますが、収穫できるようになりました。魏志倭人伝にも登場する〝古代の赤〟を再現にチャレンジしてみてください。

    ※30gで風呂敷1枚、または大き目のストール1本を染めることができます(素材や染め方よって濃度や色味が異なります)。

    ※ 草木染用植物染料は、ひとつ屋の実店舗のほか、Amazon楽天Yahoo!creema などでも販売しています。

  • 花より団子!? ―― 桜染め

    花より団子!? ―― 桜染め

    今日は彼岸の中日――。“ 暑さ寒さも彼岸まで ” といいますから、そろそろ本格的な春がやってきます。もう桜の蕾(つぼみ)も膨らみ、今か今かと咲くころを待ちわびています。毎年、そんな桜を見ては “あのピンクを布に染めてみたい!!” と思ってしまいます。まさに!! “花より団子” ですが、いまだ納得の染め色には至っていません。

    花より団子!? ―― 桜染め

    というのも、草木染で桜を染料にするには、“咲く直前の小枝を用いるのがよい” らしいのです。それは、あの花を作るピンクの色素が枝先に集中しているからだとか。でも、そんなことできますか!?––今まさに咲こうとしている花の枝を折るなんて—。 “せめて花が咲いたら” とか、“剪定のときに” などと思ってしまうので、これまで適期といわれる時季の枝で染料を作ったことがありません。

    ところが先日のこと、ひとつ屋染織農園で春からの準備をしていて、畑の上にたくさんの桜の小枝が落ちていることに気づきました。風で落ちたものか?、鳥が運んだものか?、それとも誰かが剪定をしたあとか?――。とにかく、ちょっとした袋いっぱいに桜の小枝を集めることができました。

    ▼ 拾い集めた桜の小枝。しかも、花が咲く前のもの。
    花より団子!? ―― 桜染め

    花より団子!? ―― 桜染め

    ▼ これをきれいに水洗いして、煮出しています。
    花より団子!? ―― 桜染め

    花より団子!? ―― 桜染め

    桜を染料にするには時間がかかります。煮出すだけで三日。さらに、できた煮汁を1年以上の時間をかけて熟成させます。桜色に布を染めるのは、だいぶ先になりそうです。それでも、今から楽しみです!!