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  • 藍の灰汁抜き

    藍の灰汁抜き

    藍染めの原理を簡単にいうと、還元した色の成分が繊維の上で酸化し、藍色に変化しています。つまりは酸化・還元の作用なのですが、色の成分を還元するときに灰を水に溶いた灰汁(あく)を使います。しかし、この灰汁が残っていると藍色が濁ってしまうので、ひとつ屋では染色後に灰汁抜きの作業を行っています。お湯にしばらく浸すだけですが、ご覧のとおり、お湯が黄色くなるほど灰汁が出ます。せっかくの手づくりなので、ひと手間かけたいいものを作っていきたいと願っています。


    藍の灰汁抜き


    To put it simply, the principle of indigo dyeing is that the reduced color components oxidize on the fibers and change to indigo. In other words, it is a redox action. Alkali is used to reduce the color components. However, if this alkali remains, the indigo color becomes cloudy, so we perform the alkali removal work after dyeing. Just soak it in hot water for a while, but as you can see, the more yellow the hot water, the more alkali is discharged. We hope that we will continue to make good products that take a lot of effort.

  • 板締め絞り

    板締め絞り

    伝統的な染めの技法の一つに「板締め絞り(いたじめしぼり)」というものがあります。文字どおりの “板で布を締めて絞り模様を施す” 技法で、ときどき浴衣などに見られる模様です。いわゆる伝統工芸っていうよりも、もう少し庶民的な民芸といわれるものに近い技法です。

    民芸的な技法が大好きな僕ですが、実は、これを本格的に試したことがありません。そこで今回、見よう見まねで、板締め絞りにチャレンジしてみました。板締め絞りの染め方は、おおよそ下記のとおりです。

    まずはスカーフ。長手方向にジャバラ折りした布(ストール)を、さらに三角形に折り重ねておきます。それが下の写真の状態です。

    ▼ ジャバラ折りして三角形に折ったストール
    板締め絞り

    ▼ 三角形に折り重ねた布を板に挟み、クランプで締めておきます(三角形に板で挟んだりもしmす)。
    板締め絞り

    ▼ これを染料に藍に浸して染めます。
    板締め絞り

    板締め絞り

    ▼ このクランプを外して、広げると、こんな模様が現れます。
    板締め絞り

    う~ん🤔 ビミョ~!? 正直のところの感想です。もう少し、自分なりの研究が必要なのですが、なんとなく、原理とコツはつかめました。当たり前のことなのかもしれませんが、物づくりって、一度目より二度目、二度目より三度目—と、回を重ねるごとに上手くなっていくものです。ただ、初めのころの失敗期を終えるまでが辛い。頑張ります!