タグ: 蝋伏

  • アフリカンなバッグ(2)

    アフリカンなバッグ(2)

    アフリカっぽい柄のバッグを作りたくて、数日前から制作を始めています。本来は、アフリカの土を使った〝泥染め〟なのですが、これを僕はロウケツ染め(蝋伏/ろうぶせ)で表現しようと思っています。前回(『 アフリカンなバッグ(1)』)までに、下の写真までできています。


    ▼ 前回までの状態
    アフリカンなバッグ(2)

    今回は、前回に染めた茶色に部分をロウで伏せ、最後の色(地色)となる黒を染めます。

    アフリカンなバッグ(2)

    アフリカンなバッグ(2)

    これで染めの作業は終了で、黒い染料を乾かせてから熱湯のなかでロウを落とす(脱蝋 /だつろう)です。

    アフリカンなバッグ(2)

    これを乾燥させれば染色は完成です。

    アフリカンなバッグ(2)

    我ながら “アフリカ!!” って感じの布が染め上がりました。次はバッグに仕立てる縫製。頑張ります!
    楽しみにしていてください!!

  • アフリカンなバッグ(1)

    アフリカンなバッグ(1)

    先日 『 アフリカンなTシャツ 』 を作りました。この作品が、思いのほか好評だったので、引き続き〝アフリカン・シリーズ〟を!! ということで、今回からはロウケツ染めで 『 アフリカンなバッグ 』 を作ろうと思います。


    まずは下絵を描きます。

    アフリカンなバッグ(1)

    アフリカンなバッグ(1)

    今回は「蝋伏(ろうぶせ)」という技法を用います。まず、最終的に白くなる場所にロウを置き、その上からベージュ色を染めます。

    アフリカンなバッグ(1)

    アフリカンなバッグ(1)

    次にベージュ色にしたいところにロウを置き、さらに茶色で染めます。

    アフリカンなバッグ(1)

    アフリカンなバッグ(1)

    というふうに染めていくのが 「蝋伏」 の技法です。今後、さらに茶色の部分をロウで伏せて黒に染め、
    乾燥させたあとにロウを落とす「脱蝋(だつろう)」の作業となります。バッグが完成するのは随分と先になりそうですが、どうか、楽しみにしていてください!!

  • アフリカンなTシャツ(Part 2)

    アフリカンなTシャツ(Part 2)

    今日は雅な “ひな祭り” だというのに、僕のブログは 『アフリカンなTシャツ』 の Part 2 です。

    ▼ 前回の 『アフリカンなTシャツ(Part 1)』 では、ろうけつ染めでここまでできています。
    アフリカンなTシャツ(Part 2)

    今回は、ここに もう一色たすための準備です。たす色は「こげ茶」の予定。まずは、こげ茶にしたくないところをロウで伏せます。右側の濃い部分がロウで伏せられています。

    アフリカンなTシャツ(Part 2)

    アフリカンなTシャツ(Part 2)
    アフリカンなTシャツ(Part 2)

    つまり、この濃い部分がロウで伏せられているので染料が入らず、染まらないという原理です。しばらくは、このロウ伏せ作業が続きます。


     制作風景


    アフリカンなTシャツ(Part 1)
    アフリカンなTシャツ(Part 2)
    アフリカンなTシャツ(Part 3)
    アフリカンなTシャツ(Part 4)
    アフリカンなTシャツ(Part 5)

  • ロウケツ染め③『染色』

    ロウケツ染め③『染色』

    先日のブログで紹介した『ロウケツ染め「蝋伏(ろうぶせ)」』の作業について書いています。

    ひと口に「ロウケツ染め」といっても、さまざまな技法があり、今回は「蝋伏(ろうぶせ)」という基本的な技法で、布に蝋を置くことで染料が入るのを防いで図柄を表現します。たとえば、白地に蝋を塗り、黄色で染めれば、蝋を塗ったところだけが白く残ります。次に、その上(黄色い分)に蝋を塗り、赤い染料をかければ、黄と赤の掛け合わせでオレンジ色の地となり、白と黄の柄が浮かび上がります。こうして色を重ねて多色を表現するのが「蝋伏(ろうぶせ)」の技法と原理です。


    ロウケツ染めの方法


    ▼ 原画を布に写しとる作業をしています。
    ロウケツ染め③『染色』

    ▼ 白地を蝋で伏せる作業をしています。
    ロウケツ染め③『染色』


    今回は一色目となる黄色を染め、さらに黄色になる部分を蝋で伏せていきます。下の写真の白っぽい花(下の小さな花)が白くなり、上の黄土色っぽい花(上の大きな花)が黄色になります。

    ロウケツ染め③『蝋伏と脱蝋』
    最初に考えておいたカラープランニング(最も上の写真の右に写っている色つきのもの)に基づいて、黄色になる全ての部分を蝋で伏せていきます。この作業を終えると、次はオレンジに染めるために、赤い染料で染めていきます。もとの黄色に赤色を乗せてオレンジ色を表現するのですが、染料の配合には微妙な感覚が必要です。こうしてできた染料をハケにとって、布へと刷り込んで染めていきます。下の写真は、その途中の風景です。

    ロウケツ染め③『染色』
    黄から赤へと染められていきます。
    染め重ねる作業を終えると、蝋の上にのった染料を拭き取って乾くのを待ちます。乾く時間が非常に大切で、この間に染料が布に定着していきます。赤く見えているのも、次第に尾オレンジ色に変化していきでしょう。

    ロウケツ染め③『蝋伏と脱蝋』


    布が乾ききったら、またカラープランニングを見ながら、オレンジになる全ての部分を蝋で伏せていきます。最終的に五色の色を使うので、現在のところ、作業はやっと半分といったところです。このところの残暑で、作業に集中できず、少しザツになっているのが気になっていますが、秋風の吹くころの完成を目指して、残りの半分の作業を頑張るとします。