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  • ウール(原毛)の藍の生葉染め

    ウール(原毛)の藍の生葉染め

    数年前に絹と同じ方法でウールの原毛を染めてみたのですが、あまりうまく染まらなかった経験があります。同じ動物性繊維(タンパク質)だから大丈夫だと思ったのですが、色が悪いうえに退色も早かったです。クサギの実もウールには不向きだというし、化学染料が登場するまでは青い毛糸はなかったと聞いたこともあるので、きっと青の成分とは相性が悪い繊維なのだと思っていました。
    先日、何気に読んでいた本のなかに「ウール(原毛)の藍の生葉染め」が詳しく書いてあったので、早速やってみました。
    今回は、その染め方(ウール(原毛)/藍の生葉染め方)を簡単に説明します。

    ▼汚毛を洗って用意した原毛。種類はコリデールです。このウールを洗っているところは、『汚毛洗いをご覧ください

    ▼藍の生葉。今年(2020)初めて育てた「ちぢみ藍」です(藍の種類)。いつも栽培している「千本藍」とは違って、その名のとおり、葉に縮れがあります。機会があれば、その違いを説明する blog をUpします。

    ▼絹を生葉染めするときと同じように、まずは青汁を作るのですが、それを一旦炊いて、さらに青汁(酵素)を加えて染めます。ちなみに、本にはなかったのですが少量の粗塩を加えて「もみ出し抽出」をしてみました。そのほうが浸透圧が上がるような気がしたからです。

    ▼確かに、ウールが濃く、しかも美しい蒼に染まっています。以前このblogで紹介した『藍染めのウールを糸に紡ぐ』では、乾燥した葉を使った煮染めをしたのですが、この時には助剤としてハイドロを用いました。しかし、今回は一切の助剤を使っていません。完全に藍の葉のみです。

    簡単ではありますが、藍の生葉によるウール(原毛)の染め方です。このワークショップを開催しようと思いますので、興味のある方はメール等でお知らせください。

  • 小さいながらも藍畑。準備完了!

    小さいながらも藍畑。準備完了!

    春の彼岸のころにまいた藍(タデアイ)の種。もう、こんなに大きくなりました。

    いつもの年ならGWに畑に移植するのですが、今年は気温の低い日が続いたので例年より小さく、予定を1週間ほど先送りすることにしました。でも、畑の準備を済ませておこうと頑張りました。

    猫の額ほどの小さな畑なががら、これを自力で耕すのは“都会っ子”の僕には重労働です。が、無事に終えることができました。あとは藍の成長を待つばかりです。

  • 阿波藍(藍が芽を出した)

    阿波藍(藍が芽を出した)

    先日のブログ(『阿波藍(藍の種を蒔く)』)に書いたとおり、3月25日に2種類の藍(「ちぢみ藍」と「千本藍」)の種を育苗箱に蒔きました。

    その後、4月5日には芽を出しています。まだまだ小さく、毎朝チェックしています。早く大きくなってほしいのですが、このところ朝晩の気温が低く、少し足踏み状態です。早く大きくなれよッ!

  • 阿波藍(藍の種を蒔く)

    阿波藍(藍の種を蒔く)

    染色(染織)を勉強し始めて、もう随分になります。学校で、市民講座で、そして尊敬する人に指示して、と――。その度ごとに「藍染め」も習ってきましたが、どれも技法や染料の一部としての藍で、これについて専門的に学んだことはありませんでした。

    なので以前から本格的に藍を勉強したと思っていましたが、ようやくその機会に得ました! 今春より、徳島市の藍染通信講座を受講します。ちなみに、徳島は藍染めの本場で、かつて徳島(阿波)藩の庇護のもとに隆盛を極め、日本の藍染め市場を席巻したそうです。

    今までにいろんな所で勉強させていただきましたが、“通信講座” というのは初めてなので、根が自堕落な僕はとても不安ですが、せっかくのチャンスです。真面目に向き合おうと思います。

    その第一回の内容が『藍の種を蒔く』で、教材とともに「ちぢみ藍」と「千本藍」という “2種類の藍の種” が送らてきました。

    「え~ッ! タデアイにも種類があるのか ⁉」と早速の驚きと学びです! この数年(もう10年近く)、小さいながら畑で藍を栽培してきましたが、なんの疑問もなく「タデアイ」の種を園芸店で購入し、栽培してきました。

    ↓ これまで蒔いていた藍(タデアイ)の種
    植物染料

    送らてきたものには「ちぢみ藍」と「千本藍」とあります。教科書を読んでみると、発酵建てに向いていたり、生葉染めに適していたりと、同じ蓼藍(タデアイ)でも違いがあるそうです。

    毎年、3月21日の“春のお彼岸に藍の種を蒔く”と決めているのですが、今年は教科書を読み込んだりして少し遅れて3月25日に2種類の藍の種を育苗箱に蒔きました。

    ※ 教科書にはなかったのですが、ひとつ屋流として “保温と防鳥” を兼ねて育苗箱をビニール袋に入れて発芽を待ちます。毎年やっていて、問題はありませんが、ナメクジが入らないよう注意は必要です。