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ヨーロッパ大靑(タイセイ)

春爛漫の毎日が続いています。こうも良いお天気が続くと「畑仕事をしなけば!」という気にさせられます。そこで、今朝もいつもより早起きしてウォードの種をポットにまきました。

ウォードは「ヨーロッパ大靑」とも呼ばれ、その名のとおり、インジゴが含まれる葉から藍と同様に青い染料を得ることができます。アブラナ科の植物で中国が原産ですが、古くにヨーロッパに伝えられ、染料を得るために早くから栽培されていたようです。今日まいた種もヨーロッパから輸入されたもので、いわゆる「ヨーロッパ大靑」とされています。その種類は多く、その一つが日本にも伝播し「蝦夷大靑(エゾタイセイ)」などとして知られています。

ちなみに、一説によると蝦夷大靑はアイヌの民族衣装の青(紺)を染めた植物であるとされていますが、インジゴの含有量が非常に少ないので、あれほどの濃い紺色が出せたかは定かではないともいわれているそうです。

このようにインジゴ含有量が少ないがゆえに、含有量がウォードの30倍ともいわれるインド藍が入手できるようになると、ヨーロッパではウォードが急激に衰退し、今では染料としての栽培は行われていないそうです。

と、聞きかじりばかりの情報ですが、ともかく昔は染料として用いられていたことは確かなようで、このウォードを栽培して、ヨーロッパの ”いにしえの青” を再現したいと思います。お楽しみに!