カテゴリー: 制作風景

このカテゴリーでは、ひとつ屋で手作りしているアイテムの製作風景を紹介しています。実際の現場での手順や試行錯誤、完成に至るまでの過程を、そのまま記録しています。中には、思うようにいかず商品にならなかったものもありますが(笑)、そうした失敗も含めて、物づくりのリアルな一面として残しています。

  • 試作のロウケツ染めTシャツ

    試作のロウケツ染めTシャツ

    数日前に紹介したロウケツのTシャツ(『ロウケツ染めのTシャツ』)を藍で染めました。濃い紺色を出すために、4度も染め重ねましたが、どうしても納得できないところがいくつかあります。特に、もう少しデザインを再考したい気がしています。このTシャツ、実は販売用の試作だったので、結構な時間と手間をかけたのですが、今のところは、とほほ~ん です。改良版を頑張ります! ちなみに、上から2枚目の色合いもいいな!と思っています。とにかく、もう少し頑張ります!

    ▼ 袖から型にかけて、蝋で伏せた状態。

    ▼ 藍で染めていきます。4回染め重ねました。

    ▼ 脱蝋し、完成しました。これは正面。

    ▼ 背面です。

    ▼ ロウ伏せ部(亀裂模様)のアップです。

    ▼ English edition
    I dyed the batik T-shirt I introduced a few days ago with indigo. I dyed it four times to get a deep dark blue with indigo. However, there are some things I just can’t be satisfied with. Especially, I want to reconsider the design a little more. Actually, this T-shirt was a prototype for sale. So I spent a lot of time and effort, but for now it’s a disappointing result for me. I will do my best for the improved version!

  • ロウケツ染めのTシャツ

    ロウケツ染めのTシャツ

    久しぶりにTシャツをロウケツ染めします。とりあえず、思うままに描いた線を蝋で伏せました。とても単純な柄であるうえに、素朴な技法ですが、以前から一度やってみたかったデザインです。これまた久しぶりに藍で染めようと思っています。お楽しみにッ!

    ロウケツ染めのTシャツ

    I am dyeing the T-shirt by batik in a long time. I was free to draw a line on the T-shirt and wax it. It’s a very simple line and naive technique, but it’s a design I’ve always wanted to try. I will dye this with indigo. Please look forward to the completion!

     

  • シックで上品な雰囲気のマフラー

    シックで上品な雰囲気のマフラー

    先日のブログ『大人が似合うもの』で紹介した糸を使ってマフラーを織り始めました。

    今回の制作意図は、40代のサラリーマンが似合いそうな“シックで上品な雰囲気のもの”です。五倍子で染め分けた糸で、さてどんな柄を織ろうか‐‐‐? 悩みに悩んだ結果、ちょっとエキゾチックな雰囲気を感じさせる幾何学模様にしました。

    ところが!作る私はすでに40代を過ぎているので、この模様を織るのが大変でした。老いた目と五十肩はバッキバキ。おまけに横糸の順序を間違えないように!と思うだけで頭が混乱し、爆発しそうです。集中力ももちません。

    朝から整経して経糸を張って、夕方にやっと30センチほどが織れました。男性用なので、あと150センチは織らなければなりません。まぁ、ゆっくり、ボチボチ頑張ります! 仕上がりを楽しみにしていてください!

  • 大人が似合うもの

    大人が似合うもの

    誰かのために何かを作ることが、とても苦手です。なので、めったにオーダーを受けることはありません。いつも、自分の思いのままに物づくりをしてきました。そういうと、カッコイイですが、誰かのために作るのにビビッているだけなんです。納得がいかないものを買ってもらったり、イメージと違ったものにガッカリされたりするのが怖いんです。

    とはいえ、ただただ思いのままに作っているわけでもありません。自分が作りたいものはあります。それは“大人が似合うもの”です。“若者ではなく、大人が似合うアイテムを作りたい”と考えています。

    今回は、五倍子で2色に染め分けた糸(シルク60%、ウール40%)で “40代のサラリーマンが似合いそうなマフラー” を織ろうと思っています。そのコンセプトは “シックで上品な雰囲気” です。しかし、漠然と作るのは難しいので、知り合いのなかから、この色が似合う実在の人物をイメージして作るようにしています。

    あッ!おったおったッ! このイメージにピッタリな人がいました。

    早速!作業開始です。その工程と完成を楽しみにしていてください!

  • 禁断の領域だったはずの編み物

    禁断の領域だったはずの編み物

    絶対に手を出すまいッ!と思っていた編み物。というのも、これ以上は手掛ける分野を増やしたくないという思いと、さすがに“おっさんの編み物”は恥ずかしいという気持ちがありました。まさに、それは“禁断の領域”でした。

    ところが、街行く人々を見ると、結構な割合でニット帽をかぶっておられます。なので「天然染料(草木染)で染めた糸を使ったニット製品もアリかなぁ」と思うようになっていたところに、100均でニット帽を簡単に編むための道具を見つけてしまいました。「こんな道具を使ってニット帽を編むくらいなら大丈夫かな」と、禁断の領域に踏み込むことにしました。

    禁断の領域だったはずの編み物

    しかし、いくら編み具があるとはいえ、はじめての作業。失敗しても仕方ないし、万が一にも成功したとしても僕はニット帽が似合わない😢ので、あえて絶対に自分では選ばない配色の糸で編んでみることにしました。

    編んだり、解いたり—。ひどい肩こりになりながら、何度かの失敗の末に、丸一日かかって編み上げることができましたぁ~😌

    禁断の領域だったはずの編み物

    👆これが意外にも完璧!

    さすが俺ッ! ちょっと楽しくなってきたので、計画どおり、草木染した糸で編んでみようと思います。でも、恥ずかしいので編んでるところは非公開。 “鶴の恩返し”状態です。決してみないでください。

    それにしても、物づくりをする者が“食わず嫌い”はダメですよね。今回のことが、とても良い経験をしました。コロナ禍の巣ごもり生活のなかで、このニット帽をはじめ、さまざまな衣服、さらにはガラスや木のボタンなど、いろいろなものを試作しました。そろそろ、それらを形にしていこうと思っています。ほんとッ!今年の ひとつ屋 を楽しみにしていてください!