カテゴリー: 制作風景

このカテゴリーでは、ひとつ屋で手作りしているアイテムの製作風景を紹介しています。実際の現場での手順や試行錯誤、完成に至るまでの過程を、そのまま記録しています。中には、思うようにいかず商品にならなかったものもありますが(笑)、そうした失敗も含めて、物づくりのリアルな一面として残しています。

  • キハダ(黄蘗)で染めたウール

    キハダ(黄蘗)で染めたウール

    先日『キハダ(黄蘗)でウールを染める。』と題したブログを書きました。その後無事に染め上がり、カーディングを済ますと、こんなにも優しい黄色になりました。

    ⇓キハダ(黄蘗)で
    キハダ(黄蘗)でウールを染める。

     

    ⇓染めたウール。キハダ(黄蘗)で染めたウール

    これから紡いで糸にしていきます。さぁ、何を作りましょうか!?

  • 西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ④【完成】

    西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ④【完成】

    朝から晩まで、平日も休日も関係なく、とにかく毎日いつでも何かを作っています。“貧乏暇なし”という諺がありますが、僕の場合は“ものづくり暇なし”です。正直、少し疲れています(笑)。そんな日々のなか「早く作らなければ!」と思いながらも手付かずのままだった「西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト」を先日ようやく完成させることができました。

    できるまでに時間はかかりましたが、すごく気に入ったものができました。でも、これは自分用です!


    ⇓前回の『西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ③』では、ここまでの状態でした。

    西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト


    先日ついに!完成しました。ご覧ください!! 

    ⇓正面です。菱目を打ってから手縫いしています。
    西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ④【完成】

    ⇓正面のアップ。太めのペンが挿せるようになっています。
    西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ④【完成】

    ⇓ 開くとこんな状態です。
    西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ④【完成】

    ⇓ 見返しには、カードや名刺がいられるポケットを付けました。
    西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ④【完成】
    ⇓ 背面です。
    西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ④【完成】


    製作工程

     西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ①

     西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ②

     西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ③

     西アフリカの伝統泥染め風レザークラフト ④


  • 和ボタン開発中!

    和ボタン開発中!

    最近、ひとつ屋ではオリジナルの和ボタンを試作しています。日本の家紋をモチーフにしたデザインで、漆っぽい塗装ができればいいなぁ~と考えていますが、その雰囲気にまだ納得できていません。

    衣服に!というより、鞄なんかに使える楽しいボタンにしたいと思っています。こうして、ただ今! ひとつ屋の再開に向けて頑張ています。楽しみにしていてください。

  • キハダ(黄蘗)でウールを染める。

    キハダ(黄蘗)でウールを染める。

    キハダ(黄蘗)はミカン科キハダ属の落葉高木で、「黄蘗」や「黄柏」「黄膚」とも書き、東北アジアの山地に多く自生し、日本でも全国で見ることができます。樹高は10~20mにも達し、その名のとおりに樹皮が黄色く、これを乾燥させたものが、生薬(漢方薬)や染料として使われてきました。

    キハダ(黄蘗)でウールを染める。

    染料としては「黄蘗色(きはだいろ)」と呼ばれ、鮮やかな黄色を染めることができます。また、本来の黄色を染める以外にも、赤色や緑色の下染めにも利用され、紅花をより鮮やかにするとめの下染めに用いられるのが有名です。

    今回は、そんなキハダでウールを染めてみようと思います。


    まずは、キハダのチップを手で細かくして鍋で見ます。

    キハダ(黄蘗)でウールを染める。

    キハダ(黄蘗)でウールを染める。

    アルミで先媒染(⇓媒染中)した羊毛を煮出して得た染料で浸染する。

    キハダ(黄蘗)でウールを染める。

    キハダ(黄蘗)でウールを染める。


    と、まぁ文章にすれば、これだけのことなのですが、急騰急冷を嫌うウールは温度管理が重要で、染め上がるまでに少なくとも3日は必要です。ましてや寒い今ごろは、染めたゆっくりと温度を下げるため、お鍋を毛布で包むこともあります。

    この染めた原毛を、このまま使うか、下染めにするか、まだ思案中です。楽しみにしていてください。

  • 自家栽培の西洋アカネ(Madder)を収穫。

    自家栽培の西洋アカネ(Madder)を収穫。

    2014年の秋に『西洋アカネ(madder)』と題したブログを書きました。その内容は「インターネットで西洋アカネの苗を買い、栽培にチャレンジします」というものでした。あれから6年――、何度も枯らしそうになりながら、試行錯誤の末に3年前からは“自家栽培の西洋アカネの収穫”ができようになりました。そして、今年も無事に収穫が始まっています。


    ⇓ 西洋アカネの収穫は冬枯れのころに行っています。なぜなら茎や葉の養分が根に集中している気がするからです(ただし、これは僕の個人的な見解です)。

    ⇓ たくさんの種ができていますが、アカネは根を染料とします。

    ⇓ 上部を刈り取り、プランターごとひっくり返して根を収穫します。6年前に栽培を始めたころは地植えしていましたが、プランターのほうが確実に収穫できるので、2年前からはこちらの方法で栽培しています。

    ⇓ わざわざプランターで栽培しているにもかかわらず、わずかな隙間から根を出し、地面へも伸びています(笑)。

    ⇓ 根に絡んだ土を落とすと、大きな根が出てきました! うれしいです。

    ⇓ これをきれいに水洗いし、乾燥して保存します。

    60cmのプランター1個でこれだけ収穫できました。栽培の当初は、収穫時に「これだけ‼?(涙)」なんてことが何度もあったことを思うと、育てるのも上手になりましたぁ~。

    ⇓ 根を収穫した株は、こんな状態--。取り過ぎないように大切に扱ってやれば、春には再び芽を出し、2年後にはまた収穫させてくれます。プランターは、まだ数個ありますが、隔年の収穫を行うようにしているので、もう一鉢分に収穫だけにします。

    自家栽培の西洋アカネで染めるのが楽しみです!