2014年の秋に『西洋アカネ(madder)』と題したブログを書きました。その内容は「インターネットで西洋アカネの苗を買い、栽培にチャレンジします」というものでした。あれから6年――、何度も枯らしそうになりながら、試行錯誤の末に3年前からは“自家栽培の西洋アカネの収穫”ができようになりました。そして、今年も無事に収穫が始まっています。
⇓ 西洋アカネの収穫は冬枯れのころに行っています。なぜなら茎や葉の養分が根に集中している気がするからです(ただし、これは僕の個人的な見解です)。
⇓ たくさんの種ができていますが、アカネは根を染料とします。
⇓ 上部を刈り取り、プランターごとひっくり返して根を収穫します。6年前に栽培を始めたころは地植えしていましたが、プランターのほうが確実に収穫できるので、2年前からはこちらの方法で栽培しています。
⇓ わざわざプランターで栽培しているにもかかわらず、わずかな隙間から根を出し、地面へも伸びています(笑)。
⇓ 根に絡んだ土を落とすと、大きな根が出てきました! うれしいです。
⇓ これをきれいに水洗いし、乾燥して保存します。
60cmのプランター1個でこれだけ収穫できました。栽培の当初は、収穫時に「これだけ‼?(涙)」なんてことが何度もあったことを思うと、育てるのも上手になりましたぁ~。
⇓ 根を収穫した株は、こんな状態--。取り過ぎないように大切に扱ってやれば、春には再び芽を出し、2年後にはまた収穫させてくれます。プランターは、まだ数個ありますが、隔年の収穫を行うようにしているので、もう一鉢分に収穫だけにします。
自家栽培の西洋アカネで染めるのが楽しみです!