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  • 里山のポテンシャル(後編)

    里山のポテンシャル(後編)

    先日のブログ『里山のポテンシャル(後編)』で書いたように、ひとつ屋では循環型というか、サスティナブル(持続可能な)物づくりを実践しています。最近になって、これを“さらに進化させたい”という思いが強くなってきました。というのも “里山のポテンシャル(潜在能力)の高さ” を新しいカタチで生かしたいと考えるようになったからです。


    ▼先日のブログで述べたとおり、まず里山には燃料があります。

    ▼ 食料もあります(竹林で採れた筍)。

    ▼ 水もあります(井戸)。
    古井戸の再生

    ▼ そして何より “癒し” があります――。
    強く優しくありたい。


    人が作り、人の手が入ることで維持されてきた里山の環境。しかし、それは高度成長時代に便利さと引き換えに打ち捨てられ、過疎化とともに荒廃してしまいました。ところが、里山には燃料があり、食料も、水も、そして“癒し”もあります。
    今、現代の知恵と技術があれば、かつて以上に里山の潜在能力を引き出せそうな気がしています。ひとつ屋では “里山の創造的な活用法” に取り組みたいと思っています。

  • 里山のポテンシャル(前編)

    里山のポテンシャル(前編)

    ひとつ屋の伊賀工房(三重県伊賀市)には三連の古いカマドがあります。今日も、左の釜では草木染をし、右の釜では紙づくりのために桑を煮、真ん中ではご飯を炊いています。燃料費が高騰する昨今、わが工房にはなくてはならない存在です。

    今回は、そんなカマドをめぐるサスティナブルなサイクルを紹介します。

    まず、その燃料になるのが、里山の整備のたびに出る雑木や竹。それは私たちが使う範囲では無尽蔵といえるほどのエネルギーです。

    カマドで熱エネルギーに変換され、その後に残った灰は草木染の媒染や精練、さらには藍染めの材料として再利用されます。

    ▼ 灰を水に溶いた灰汁。この液体のアルカリ成分を利用します。

    さらに、使い終えた灰は、枯れ葉や残渣とともに堆肥枠に入れ、腐葉土にしてから再び土に戻します。

    このように、ひとつ屋では可能な限りゴミを出さない “循環型のサスティナブル(持続可能な)物づくり” を実践してはいますが、最近になって「さらに進化したい!」 という思いが強くなってきました。後編へと続きます――。

  • 最も基本的な再生可能型の物づくり

    最も基本的な再生可能型の物づくり

    先日のブログで 『枇杷葉染め』 の工程について書きました。そこでは枇杷の葉を使ってのストールの染め方を紹介しました。

    最も基本的な再生可能型の物づくり

    とても美しい色に染めることができました。

    最も基本的な再生可能型の物づくり

    そして、その後に残るのが煮出した後の枇杷の葉––。つまりは “出がらし” です。

    最も基本的な再生可能型の物づくり

    これを一旦 乾燥させます。
    最も基本的な再生可能型の物づくり

    そして【ひとつ屋染織農園】のコンポストへ。

    最も基本的な再生可能型の物づくり

    わが家で出た生ゴミや米ぬか、さらには工房で出た茶がらやコーヒーの出がらしも一緒にコンポストに入れています。肉類や魚介類の生ゴミ以外は、このコンポストで堆肥にすることができ、これを肥やしにして次の染料植物を育てることができます。ちなみに、染料の出がらしを乾燥させるのは、水分過多でコンポスト内の腐敗を防ぐためです。

    まさに!! 草木染は “最も基本的な再生可能型の物づくり”  です!