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里山のポテンシャル(前編)

ひとつ屋の伊賀工房(三重県伊賀市)には三連の古いカマドがあります。今日も、左の釜では草木染をし、右の釜では紙づくりのために桑を煮、真ん中ではご飯を炊いています。燃料費が高騰する昨今、わが工房にはなくてはならない存在です。

今回は、そんなカマドをめぐるサスティナブルなサイクルを紹介します。

まず、その燃料になるのが、里山の整備のたびに出る雑木や竹。それは私たちが使う範囲では無尽蔵といえるほどのエネルギーです。

カマドで熱エネルギーに変換され、その後に残った灰は草木染の媒染や精練、さらには藍染めの材料として再利用されます。

▼ 灰を水に溶いた灰汁。この液体のアルカリ成分を利用します。

さらに、使い終えた灰は、枯れ葉や残渣とともに堆肥枠に入れ、腐葉土にしてから再び土に戻します。

このように、ひとつ屋では可能な限りゴミを出さない “循環型のサスティナブル(持続可能な)物づくり” を実践してはいますが、最近になって「さらに進化したい!」 という思いが強くなってきました。後編へと続きます――。

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