タグ: 亜麻

  • 冬支度(畑)

    冬支度(畑)

    異常なほどに暑かった夏は過ぎましたが、10月も下旬だというのに、日中はまだ半袖で過ごせています。とはいえ、冬は必ずやってくるので、その準備をしておかなければなりません。

    さまざまな冬支度があるのですが、まず最初に始めたのが、冬作物や来春に使う畑の準備です。

    夏まで紅花を栽培していた畑では、晩秋からは亜麻の栽培をする予定なので、その準備をしました。畑に雑草たい肥や籾殻、灰、米ぬかなどをまいてからよくすき込みます。さらに2~3週間後に耕してから畝を立てタネを播き、冬を通してゆっくりと育てていきます。


    ▼畑に米ぬかをまく。

    ▼ その後は、しっかりと耕します。

    ▼今年からは「緑肥」の利用にも取り組もうと思っています。


    ちなみに「緑肥」とは、土壌改良や肥料にするために栽培する植物のことです。育てた植物は、そのままの状態だったり、粉砕したりして圃場にすき込むことで、土壌の保水性や透水性を向上させ、病害虫や雑草の抑制、さらには化学肥料の削減にも役立ちます。

  • 亜麻の収穫

    亜麻の収穫

    先日、雨が降る前に亜麻の収穫をしました。「ようやくここまで辿り着いた!」というのが正直な思いです。なぜなら、亜麻は北欧やロシアなど、北半球の亜寒帯地域で栽培される植物で、日本では北海道が適地とされるほど、低温や乾燥に強い反面、高温や湿度に弱く、西日本で育てるのには苦労したからです。大阪はもちろんのこと、ここ伊賀(三重県)でも、栽培には不向きということになります。

    実際、’24年の春にタネを播いた亜麻は、’24年5月14日(火)のブログ『亜麻、その他』に書いたとおり、気温が上がってくると非常に生育が悪くなりました。


    ▼ 気温が上昇し、明らかに蒸れている感じの亜麻(’24年5月)。


    そこで “ダメもとの覚悟” で秋にタネを播き、冬を通して育ててみました。諸事情あって、真冬に観察できない期間もあったのですが、下の写真のとおり、元気に春を迎えることができました。

    ▼ 春の陽に輝く亜麻畑。

    そして先日、雨の季節を前に収穫をしました。といっても、寒冷地以外での栽培方法の説明は少なく、まして繊維をとるにはどのタイミングで刈り取ればよいのかも分かりません。YouTube にある北欧や東欧での栽培風景や作業を参考にしながら収穫をしました。


    ▼ 雨に打たれると倒れるようにもなったので「ここらが潮時かな」と思い収穫しました。

    ▼ 収獲は刈り取るのではなく、YouTubeを参考に、根っこから引き抜きました。

    ▼ その後は天日に干しました。これもYouTube先生を参考にしました。

    さらに、YouTube先生によれば、乾燥後に数日間 水に浸してから繊維を取り出し、紡いで糸にしていくようです。


    とはいえ、いよいよ梅雨の季節を迎えた日本で、カビたり、腐らせたりすることなく、無事に繊維がとれ、糸になり、最終的には布になるのでしょうか!?   “ひとつ屋リネン” を乞うご期待!!!

  • 本日の1枚

    本日の1枚

    いつものことながら、とても忙しい毎日を過ごしています。ときに体力の限界と “年齢(とし)” を感じる今日この頃です😅

    以前は毎日のように書いていたブロブも、最近では とんとご無沙汰。草木染のことや田舎暮らしのこと、さらには物づくりのことをダラダラと書いていただけの内容だったのですが、こんなブログでも楽しみにしてくださっていた方もいらしたので、投稿できないことが気になっていました。

    また、日誌のようなつもりで書いていたので、ひとつ屋の記録もできていませんでした。やる! といっても多忙な毎日、なかなか書く時間もとれません 😭

    そこで、今後は「本日の一枚」ということで、一日の内で印象に残った写真を短い文章とともに、できるだけ毎日(あくまで“できるだけ”ですよ🫢)投稿します。とはいえ、2枚のときや3枚のときもあると思います。もちろん! 時間があれば、以前のような内容の投稿もするつもりです。


    で、本日の一枚は、これ。

    収獲間近の亜麻の畑にいたニホンカナヘビ。「ヘビ」と名前がついていますが、小さく愛らしいトカゲです。それでも獲物を待つ精悍な姿は、まるで恐竜—。野性味あふれる雰囲気に見入ってしまいました。

  • 栽培絵日記/25年3月31日(月)晴【亜麻、紅花】

    栽培絵日記/25年3月31日(月)晴【亜麻、紅花】

    この『栽培絵日記』のコーナーでは、栽培絵日記の【ひとつ屋染織農園】での栽培記録を絵日記風に写真と短いコメントで紹介しています。


    いよいよ春かと思えば、冬の寒さが続いたり—と、寒暖差の激しい今日この頃ですが、冬枯れの畑にスミレやシロツメクサがぽつりぽつりと花を咲かせ、爛漫の春が近いことを教えてくれています。


    ▼ 春の訪れを告げている植物たち。


    気温の高い日が続くと、昨年の秋にタネをまいた亜麻(【紅花と亜麻のタネまき】)が急に背丈を伸ばします。ちなみに『亜麻色の髪の乙女』で歌われているように、亜麻は美しい光沢をもつ繊維「リネン麻」の原料です。ひとつ屋では綿と同様に、これで製品を作りたくて、昨年の春から試行錯誤を続けており、ようやく収穫に辿り着けそうな予感がしています。

    ▼ 春の陽に輝く亜麻畑。

    ▼ 今から収獲がとても楽しみです。


    亜麻と同様に、製品化に力を入れているのが紅花です。しかし、昨年の春に植えたものは夏の暑さにやられ、それならば!と秋にタネをまいてみたのですが、今度は冬の寒さにやられて壊滅してしまいました。そして、リベンジ!とばかり、いろいろ考えながら、もう一度だけ春にタネをまいてみることにしました。さぁ、どうなりますやら!? 楽しみにしていてください!

    ▼ 壊滅した紅花。

    ▼ 三度目の正直とばかりに、紅花のタネをまきました。今度こそ収穫に辿り着きたいものです。

  • 栽培絵日記/25年3月23日(月)晴【野良仕事始】

    栽培絵日記/25年3月23日(月)晴【野良仕事始】

    この『栽培絵日記』のコーナーでは、栽培絵日記の【ひとつ屋染織農園】での栽培記録を絵日記風に写真と短いコメントで紹介しています。


    この冬は、諸事情あって大阪での暮らしに重きが置かれ、伊賀(三重県)にある【ひとつ屋染織農園】の管理がおろそかになっていました。最近になって諸事情も落ち着てきたので野良仕事を再開するとします。

    まずは現状の報告です。


    ▼ 亜麻畑です。厳しい冬を乗り越えてくれました。リネン麻を収穫するのが夢です。


    ▼ 次に、紅花畑です。ご覧のとおり、壊滅してしまいました。跡形もありません 🫣

    ▼ 冬の初めには、こんなにも元気だったのに—。

    ▼ ほんと!壊滅です。近いうちに、タネをまき直すことにします。


    ▼ 染めてよし! 食べでよしのタマネギは順調です!


    ▼ 養蚕のための桑は、まだ休眠中です。


    追記


    前述したとおり、この冬は諸事情あって何かと忙しい毎日でした(いつものことですが—😅)。正直、都会暮らしは息が詰まります。晴天に恵まれた今朝、庭に出ると水仙が咲き、春の訪れを告げています。

    春の陽ざしを浴びながら深呼吸すると “ここがいい!” という思いがわいてきました。