今日も秋の展覧会と展示会のための作品づくりをしています。今回は久しぶりに“柿渋の捺染”です。少しでも濃く染めたいので、いろいろと工夫していますが、うまくいくかは ? です—。
長いこと休日返上で、毎日のように夜遅くまで頑張るのはいいのですが、目は疎くなったし、集中力も持続しません――。自分の年齢を実感する今日このごろです。最近は「少しずつ、ゆっくりね!」と自分に言い聞かすのですが、性分でしょうか――、なぜかいつもバタバタしています。それでも、この三連休も頑張りますよ!



今日も秋の展覧会と展示会のための作品づくりをしています。今回は久しぶりに“柿渋の捺染”です。少しでも濃く染めたいので、いろいろと工夫していますが、うまくいくかは ? です—。
長いこと休日返上で、毎日のように夜遅くまで頑張るのはいいのですが、目は疎くなったし、集中力も持続しません――。自分の年齢を実感する今日このごろです。最近は「少しずつ、ゆっくりね!」と自分に言い聞かすのですが、性分でしょうか――、なぜかいつもバタバタしています。それでも、この三連休も頑張りますよ!



ひとつ屋の工房には、私が学生のころからコツコツと集めてきた染色用の古い型紙があります。どれも古道具屋の片隅で見つけたものばかりですが、大きなものや小さなもの、合わせ型も含めると、100枚以上はあるでしょうか――。

その多くが戦前から昭和30年代のものだと思います。というのも、昔は職人さんが不要になった和紙を柿渋で張り合わせて渋紙も自ら作ったらしく、ところどころに大福帳だったらしき文字があり、時代が推測できます。

その多くが私には読めないのですが、判読可能な部分によると、そのあたりの時代のような気がします(憶測)。しかし、どれもすでにボロボロで実際に型染の型紙として使うのは難しそうです。

なので、あくまで私のコレクションにすぎず、デザインのアイデアに困れば、引っぱり出してきては眺めるという程度でした。といっても、どれも柄が精緻すぎて再現することすら難しく、「昔の人はどうやってこれを彫った(切った)のだろう?」と、やはり眺めているばかりです。

それらの多くが浴衣や手ぬぐいの染型だと思われ、伝統的な柄はもちろんのこと、意外なほどモダンなものもあります。


先日も久しぶりに眺めながら「これらのデザインでTシャツなどを作ればオシャレだろうなぁ~」と考えてみるものの、あまりに古いので実用はできず、かといって、新たに作り直すにも柄が細かすぎてできそうにもありません。
などと考えていて、ふと「レーザー加工機を使えば、この精緻な柄も再現できるのではないだろうか?」と頭をよぎりました。
ちなみに、以前に紹介した「蛸唐草」の型紙もレーザー加工機で彫ったものです。

古道具屋の片隅で朽ち果てるのを待つばかりだった型紙が、デジタルの技術を得て現在によみがえろうとしています。もちろん! 当初の思いのとおり、それらの柄で衣服やカバンなどの身近なアイテムを作るのが最大の目的です。まずは、この古い型紙をCADやイラストレーターでデジタル化することから始めます。お~ッ! まさに!ひとつ屋らしいアイテムづくりだ! 楽しくなってきましたよ!

ひとつ屋の物づくりコンセプトの一つに “アジアの伝統的なデザインを大切にしたい!” というものがあります。そんな思いのもと作ったのが「蛸唐草(たこからくさ)」の型紙(染色用)です。

「蛸唐草」は今から700年以上も前の中国の陶芸品に見られるほど古い文様で、その名のとおり、蛸の吸盤を想像させるデザインが特徴です。しかし、本来は植物をモチーフにした模様で、蔓(つる)と葉をデフォルメしたものだといわれています。永遠に続くパターンが縁起がよいとされ、日本でも古くから焼き物や染色などの工芸品に用いられてきました。

どことなく滑稽で、それでいてエキゾチックな雰囲気が好きで、今回はレーザー加工機を使って型染用の型紙にしました。これを使って、ちょっと楽しいTシャツを作ろうと思っています。

アジアの伝統的な技やデザインを生かしてオシャレなものを作りたい!と、いつも思っています。と言いながら、実際はアイデアも時間もなく、とんと作ることができていませんでした(涙)。これでは今まで勉強してことが無駄になる!と思い、最近は時間をやりくりして作っています。まずは、リハビリを兼ねて柿渋での型染です。伝統的な「花菱」を帆布に染め、トートバッグを作ろうと思っています。お楽しみに!



I always want to make fashionable things by making the best use of traditional Asian designs and techniques. However, in reality, I couldn’t make it because I didn’t have any ideas or time. I don’t think this is good, so I’m making it recently. First of all, it is a print dye with Kakishibu. This is a traditional Japanese “Hanabishi pattern”, and I’m planning to dye it on canvas to make a tote bag. I enjoy making it.

都会 ⇄ 山里のデュアルライフ(二拠点生活)にも少し慣れてきたので、そろそろ本格的な作品づくりに取り掛かろうと思っています。まずは型染です。以前に考えた「花蝙蝠(はなこうもり)」の図案を型紙にしました。なんとなく不気味で忌み嫌われる蝙蝠ですが、中国では「蝠」が「福」と同音ということで吉祥紋様として用いられてきました。日本でも江戸時代には当時のファッションリーダーである歌舞伎役者の影響で大流行したそうです。また沖縄(琉球)の紅型にも、蝙蝠模様が見られます。ひとつ屋ではTシャツにしようと思っています。お楽しみに!

I’m getting used to the dual life of going back and forth between the city and the countryside, so I’m thinking about making a full-scale works. Now I am planning traditional Japanese stencil dyeing with indigo. First, I will cut the “” design I had previously considered into a dyeing pattern. Bats are eerie and disliked, but have been used as auspicious patterns in China. It seems that the design of bats became very popular in Japan around the 18th century due to the influence of Kabuki actors who were fashion leaders at that time. We can also see bat patterns on traditional dyed products in Okinawa (Ryukyu). I will make a T-shirt with this design. Please look forward to!