タグ: 天然染料

  • インド藍の花が咲いている。

    インド藍の花が咲いている。

    ▼ 以前、インド藍について、こんなブログを書きました。


    「木綿」と「木藍」


    インド藍は「木藍」ともいわれるので、何年も “木になること” ――つまりは多年生植物であることイメージして栽培していました。なので冬越しにとらわれ、試行錯誤を重ねてきましたが、暖房のきいた室内でさえ冬には枯れてしまいます。たとえ冬を越したとしても、その後しばらくすると枯れてしまいます。

    考えてみれば、綿も「木綿」と書きます。本来は多年生植物だと聞いたこともあります(未確認です)。しかし、少なくとも日本では一つの株を何年にもわたって栽培しません。そこで “発想の転換”をして「木藍」と呼ばれるインド藍も多年生植物ではなく、一年生植物として栽培しようと思います。

    確かに、最初に数粒の種を入手して栽培を始めたとき、マメ科の植物だけあって、その成長の早さに驚いたことがあります。春に種をまけば、夏には2メートル近くに成長します。

    そっか、そっか!綿と同じように栽培するれば、いいのかもしれませんね!


    そこで、ひとつ屋染料農園では、その栽培を始めました。

    ▼そして今、去年とれた種から育てたインド藍が花を咲かせてくれています。

    種を蒔く時期、繁茂期、そして花が咲く季節と種が採れるころ・・・。そのサイクルと、何となくの栽培方法が分かってきたので、今年も昨年と同じように種が採れれば、来年からは本格的に栽培して染料を作ろうと思っています。
    楽しみにしていてください!
  • イタドリ染め方(中媒染で濃く染める方法)

    イタドリ染め方(中媒染で濃く染める方法)

    日本では山野や道端、土手などのいたるところで見ることができるイタドリ。春先の若い芽は山菜になり、夏から秋にかけては小さな白い花を咲かせます。

    今回は、そんなイタドリを使って、赤みを帯びた優しい色を引き出す「熟成&中媒染」の方法をYouTubeにUpしました。ぜひ!ご覧ください。

    ▼ 未処理の綿に染まりにくいものの、豆乳で処理したコットンやシルク、ウールには非常によく染まりました。

    イタドリ染め方(中媒染で濃く染める方法)

    日本各地で見られる身近な植物なので、ぜひ!イタドリでの草木染にチャレンジしてみてください。

  • 琉球藍の生葉染め(塩もみ法/絹編)

    琉球藍の生葉染め(塩もみ法/絹編)

    夏にしか染めることのできない「藍の生葉染め」。その色には言葉では表現しがたい藍色の美しさがあります。今回は、そんな「藍の生葉染め」の方法を紹介します。一切の薬品も使わず、どの家庭にもある材料や道具でできることにこだわりましたので、お子様と一緒にキッチンで染めることができます。「蓼藍」でも同様に染めることができるので、ぜひ!やってみてください。


    YouTube には、この『琉球藍の生葉染め』の動画があります。


    琉球藍は、その名のとおり、九州沖縄地方から台湾、インドシナ半島にかけて分布するキツネノマゴ科 イセハナビ属の低木で、古くから藍色の染料植物として用いられてきました。

    ひとつ屋染料農園では数年前から栽培しています。今回は、そんな琉球藍の生葉染めを紹介します。

    ▼まずは必要な道具と材料です。といっても、大き目のボール、粗塩(あらじお)、そして水だけです。

    ▼そして肝心の藍の葉です。収穫は根元から約15センチのところで切り、乾かないようにして作業場へ持ち帰り、すぐにゴミや泥を水で洗い、茎から葉を外します。藍色の成分は 乾くと水溶性を失い、染まらなくなります。逆に水に溶けやすいので 作業は手早くしましょう。

    ▼洗いおえた藍の葉は、新聞などの上に広げて水気をきります。これは、藍の葉のできるだけ正確な重さを量るためです。

    ▼いよいよ藍の塩もみに取り掛かりたいところですが、その前に染めるものを水に浸しておきます。今回は手織り用の絹糸です。

    ▼では、生葉の塩もみを始めましょう。藍葉の重さの10%の塩と水を用意し、ボウルに移した藍葉に振りかけて手でもみます。
    素手でも構いませんが、爪が染まってしまうのでゴム手袋をしたほうがよいでしょう。

    ▼染料が均等にいきわたるようイメージしながら5~10分ほど、お好みに色でなるまで染めます。染め終われば、水で軽くすすぎます。このとき、蛇口からの水に直接あてないでください。

    ▼すすぎを終えたらさばいて、日光が当たる風通しのよい場所に干します。空気に触れることで発色します。

    ▼これが乾けば完成です!今回は“ちょっと不思議なアッシュな藍色”に染まりました。もっと濃く染めてみたければ、藍葉を増やしたり、染めと発色の作業を何度か繰り返したりしてください。

    ▼糸枠にあげれば、光沢のある美しい風情を見せてくれました。これを使ってストールを織ろうと思っています。お楽しみに!

    今回、紹介したのは琉球藍による生葉染めですが、蓼藍やインド藍でも、同様の方法で染めることができます。道具や材料もシンプルでナチュラルなものばかりなので、自宅のキッチンで楽しめます。

    また、塩もみ方法ではなく、生葉をミキサーにかけて青汁を作り、これを染料にして、同様に染めることもできます。

    ただし、絹以外の繊維は、これとは違った方法なので注意してください。機会があれば“綿の染めかた”もUpする予定です。


    同じタイトルのものをYouTubeの動画でも配信しております。ぜひ!ご覧ください。チャンネル登録も、よろしくお願いします。


     

  • レモングラスの収穫

    レモングラスの収穫

    ひとつ屋では草木染や染織にかかわるさまざまな植物を無農薬・有機肥料で自家栽培しています。太陽がギラギラと照り付ける真夏、収穫のときを迎えるのがレモングラスです。今回は、そんなレモングラスの収穫作業を紹介します。


    YouTube には、この『レモングラスの収穫』の動画があります。


    ▼ひとつ屋染料農園

    ▼うだるような暑さのなか元気なのが、南国生まれの「レモングラス」。初夏から真夏にかけて収穫のときを迎えます。

    ▼まずは、根元から鎌で刈り取ります。その名のとおり、さわやかなレモンの香りが漂い、炎天下の作業を癒してくれます。

    ▼収穫したレモングラスは、おおよそ二つに切って束ねて工房に持ち帰ります。

    ▼まずはゴミや枯れ葉を取り除きます。なかには、こんなものも・・・。でも、これは無農薬の証です。

    ▼その後、ハサミで約2㎝に切っていきます。最も時間のかかる作業ですが、ここでもレモンの香りが漂うのでそれほど苦ではありません。

    ▼切り終えた葉を風通しのよい日影に広げ、干していきます。根元の太い部分まで乾くのに3~4日かかります。

    ▼こうして作っているのが、ひとつ屋の染料です。

    ▼下の一覧表は、レモングラスで染めることができる色の見本です。各種の繊維にしっかり染まります。

    ちなみに、レモングラスの香りは人の脳に作用し、疲れたときや気分転換したいときのリフレッシュ効果があるといわれています。染料として用いる場合にも葉を煮出すので、染色を楽しむと同時に香りで癒されることもできます。ぜひ!レモングラス染めを楽しんでください。

    Web Shopは、こちら!

     

  • ユーチューバーになりました!

    ユーチューバーになりました!

    このたび YouTube デビューしました!! そう! ユーチューバーになったわけ(笑)。ちょっと恥ずかしいッ!

    記念すべき第1回の動画は『藍の育て方』です。といっても、写真スライドによる動画風で、だいぶドキドキです。まだまだ編集能力や構成力が未熟で、これでも精いっぱいのでき。でも、今後は藍の染め方をはじめ、草木染めや物づくりのいろいろを発信していきます。楽しみにしていてください。
    ぜひ!チャンネル登録をよろしくお願いいたします!

    藍の育て方