ひとつ屋では草木染や染織にかかわるさまざまな植物を無農薬・有機肥料で自家栽培しています。太陽がギラギラと照り付ける真夏、収穫のときを迎えるのがレモングラスです。今回は、そんなレモングラスの収穫作業を紹介します。
▼ひとつ屋染料農園
▼うだるような暑さのなか元気なのが、南国生まれの「レモングラス」。初夏から真夏にかけて収穫のときを迎えます。
▼まずは、根元から鎌で刈り取ります。その名のとおり、さわやかなレモンの香りが漂い、炎天下の作業を癒してくれます。
▼収穫したレモングラスは、おおよそ二つに切って束ねて工房に持ち帰ります。
▼まずはゴミや枯れ葉を取り除きます。なかには、こんなものも・・・。でも、これは無農薬の証です。
▼その後、ハサミで約2㎝に切っていきます。最も時間のかかる作業ですが、ここでもレモンの香りが漂うのでそれほど苦ではありません。
▼切り終えた葉を風通しのよい日影に広げ、干していきます。根元の太い部分まで乾くのに3~4日かかります。
▼こうして作っているのが、ひとつ屋の染料です。
▼下の一覧表は、レモングラスで染めることができる色の見本です。各種の繊維にしっかり染まります。
ちなみに、レモングラスの香りは人の脳に作用し、疲れたときや気分転換したいときのリフレッシュ効果があるといわれています。染料として用いる場合にも葉を煮出すので、染色を楽しむと同時に香りで癒されることもできます。ぜひ!レモングラス染めを楽しんでください。
綿の花から、こちらにたどり着きました。
よろしくお願いいたします。
レモングラス編。
食べたり飲んだりは、されないのでしょうか?
草木染めようですか?
妙子さん、コメントありがとうございます。
このレモングラスは、無農薬・有機肥料で栽培したものなので、ハーブティーやトムヤムクンにして食しますよ。