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琉球藍の生葉染め(塩もみ法/絹編)

夏にしか染めることのできない「藍の生葉染め」。その色には言葉では表現しがたい藍色の美しさがあります。今回は、そんな「藍の生葉染め」の方法を紹介します。一切の薬品も使わず、どの家庭にもある材料や道具でできることにこだわりましたので、お子様と一緒にキッチンで染めることができます。「蓼藍」でも同様に染めることができるので、ぜひ!やってみてください。


YouTube には、この『琉球藍の生葉染め』の動画があります。


琉球藍は、その名のとおり、九州沖縄地方から台湾、インドシナ半島にかけて分布するキツネノマゴ科 イセハナビ属の低木で、古くから藍色の染料植物として用いられてきました。

ひとつ屋染料農園では数年前から栽培しています。今回は、そんな琉球藍の生葉染めを紹介します。

▼まずは必要な道具と材料です。といっても、大き目のボール、粗塩(あらじお)、そして水だけです。

▼そして肝心の藍の葉です。収穫は根元から約15センチのところで切り、乾かないようにして作業場へ持ち帰り、すぐにゴミや泥を水で洗い、茎から葉を外します。藍色の成分は 乾くと水溶性を失い、染まらなくなります。逆に水に溶けやすいので 作業は手早くしましょう。

▼洗いおえた藍の葉は、新聞などの上に広げて水気をきります。これは、藍の葉のできるだけ正確な重さを量るためです。

▼いよいよ藍の塩もみに取り掛かりたいところですが、その前に染めるものを水に浸しておきます。今回は手織り用の絹糸です。

▼では、生葉の塩もみを始めましょう。藍葉の重さの10%の塩と水を用意し、ボウルに移した藍葉に振りかけて手でもみます。
素手でも構いませんが、爪が染まってしまうのでゴム手袋をしたほうがよいでしょう。

▼染料が均等にいきわたるようイメージしながら5~10分ほど、お好みに色でなるまで染めます。染め終われば、水で軽くすすぎます。このとき、蛇口からの水に直接あてないでください。

▼すすぎを終えたらさばいて、日光が当たる風通しのよい場所に干します。空気に触れることで発色します。

▼これが乾けば完成です!今回は“ちょっと不思議なアッシュな藍色”に染まりました。もっと濃く染めてみたければ、藍葉を増やしたり、染めと発色の作業を何度か繰り返したりしてください。

▼糸枠にあげれば、光沢のある美しい風情を見せてくれました。これを使ってストールを織ろうと思っています。お楽しみに!

今回、紹介したのは琉球藍による生葉染めですが、蓼藍やインド藍でも、同様の方法で染めることができます。道具や材料もシンプルでナチュラルなものばかりなので、自宅のキッチンで楽しめます。

また、塩もみ方法ではなく、生葉をミキサーにかけて青汁を作り、これを染料にして、同様に染めることもできます。

ただし、絹以外の繊維は、これとは違った方法なので注意してください。機会があれば“綿の染めかた”もUpする予定です。


同じタイトルのものをYouTubeの動画でも配信しております。ぜひ!ご覧ください。チャンネル登録も、よろしくお願いします。


 

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