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インド藍の花が咲いている。

▼ 以前、インド藍について、こんなブログを書きました。


「木綿」と「木藍」


インド藍は「木藍」ともいわれるので、何年も “木になること” ――つまりは多年生植物であることイメージして栽培していました。なので冬越しにとらわれ、試行錯誤を重ねてきましたが、暖房のきいた室内でさえ冬には枯れてしまいます。たとえ冬を越したとしても、その後しばらくすると枯れてしまいます。

考えてみれば、綿も「木綿」と書きます。本来は多年生植物だと聞いたこともあります(未確認です)。しかし、少なくとも日本では一つの株を何年にもわたって栽培しません。そこで “発想の転換”をして「木藍」と呼ばれるインド藍も多年生植物ではなく、一年生植物として栽培しようと思います。

確かに、最初に数粒の種を入手して栽培を始めたとき、マメ科の植物だけあって、その成長の早さに驚いたことがあります。春に種をまけば、夏には2メートル近くに成長します。

そっか、そっか!綿と同じように栽培するれば、いいのかもしれませんね!


そこで、ひとつ屋染料農園では、その栽培を始めました。

▼そして今、去年とれた種から育てたインド藍が花を咲かせてくれています。

種を蒔く時期、繁茂期、そして花が咲く季節と種が採れるころ・・・。そのサイクルと、何となくの栽培方法が分かってきたので、今年も昨年と同じように種が採れれば、来年からは本格的に栽培して染料を作ろうと思っています。
楽しみにしていてください!

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