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  • 木と鉄の椅子 『さくら』

    木と鉄の椅子 『さくら』

    随分と以前に〝木と鉄の椅子 『さくら』〟と題して、木と鉄で作っている椅子(いす)についての二つのブログを書きました(下記のリンクをクリックしてください)。

    ・木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編)
    ・木と鉄の椅子 『さくら』 (鉄部編)


    鉄と木で、こんな椅子を作りたくて、まずは鉄を切ってもらいました。

    木と鉄の椅子 『さくら』

    木と鉄の椅子 『さくら』

    そして、できました。イメージ図どおりです!

    木と鉄の椅子 『さくら』

    木と鉄の椅子 『さくら』

    桜の模様が、とてもいい感じです!

    木と鉄の椅子 『さくら』

    木と鉄の椅子 『さくら』


    一見、細密な柄のイスですが、鉄部と木をネジでとめただけの超!! 簡単 DIY自作!! チェア!! です。今回の桜のパターンは染色で用いる〝染め型紙〟のデータを流用しました。ひとつ屋では、こんな椅子のDIY教室のワークショップも考えています。楽しみにしていてください!!

  • 花より団子!? ―― 桜染め

    花より団子!? ―― 桜染め

    今日は彼岸の中日――。“ 暑さ寒さも彼岸まで ” といいますから、そろそろ本格的な春がやってきます。もう桜の蕾(つぼみ)も膨らみ、今か今かと咲くころを待ちわびています。毎年、そんな桜を見ては “あのピンクを布に染めてみたい!!” と思ってしまいます。まさに!! “花より団子” ですが、いまだ納得の染め色には至っていません。

    花より団子!? ―― 桜染め

    というのも、草木染で桜を染料にするには、“咲く直前の小枝を用いるのがよい” らしいのです。それは、あの花を作るピンクの色素が枝先に集中しているからだとか。でも、そんなことできますか!?––今まさに咲こうとしている花の枝を折るなんて—。 “せめて花が咲いたら” とか、“剪定のときに” などと思ってしまうので、これまで適期といわれる時季の枝で染料を作ったことがありません。

    ところが先日のこと、ひとつ屋染織農園で春からの準備をしていて、畑の上にたくさんの桜の小枝が落ちていることに気づきました。風で落ちたものか?、鳥が運んだものか?、それとも誰かが剪定をしたあとか?――。とにかく、ちょっとした袋いっぱいに桜の小枝を集めることができました。

    ▼ 拾い集めた桜の小枝。しかも、花が咲く前のもの。
    花より団子!? ―― 桜染め

    花より団子!? ―― 桜染め

    ▼ これをきれいに水洗いして、煮出しています。
    花より団子!? ―― 桜染め

    花より団子!? ―― 桜染め

    桜を染料にするには時間がかかります。煮出すだけで三日。さらに、できた煮汁を1年以上の時間をかけて熟成させます。桜色に布を染めるのは、だいぶ先になりそうです。それでも、今から楽しみです!!

  • 桜で染めたストール

    桜で染めたストール

    先日来のブログで『レーヨンの大判ストール』『桜の染料を作る』を紹介したので、今回はそれを使って実際に染めてみようと思います。といっても、桜の場合、その枝葉を煮出してすぐに染料として使うよりも、しばらく熟成させてから染めたほうが落ち着いた色になるように感じるので、ひとつ屋では約一年くらい寝かしたものを使います。

    ▼ こうして桜の枝葉を煮出した液を一年以上熟成させます。
    桜で染めたスカーフ

    ▼ 染めるのはレーヨンと綿の混織スカーフです。
    桜で染めたスカーフ

    ▼ 熟成させた染料を温め、スカーフを染めていきます。染料が “桜色” になっています。
    桜で染めたスカーフ

    ▼ 染めたスカーフを媒染(色を定着させるような作業)します。椿の灰汁を使うと、桜色がきれいです。
    桜で染めたスカーフ

    ▼ これを煮洗いして乾燥させると完成です!
    桜で染めたスカーフ

    桜で染めたスカーフ

    桜で染めたスカーフ

    写真では伝えにくいのですが、とても落ち着いた桜色のスカーフが染め上がりました。桜で染めたアッシュなピンクは、草木染めの中でも最も好きな色の一つで、まさに “日本の色” という感じがします。ちなみに、染料と同じく、草木染の布も、すぐに使うのではなく、このまましばらく熟成させると色に深みが増します。

    草木染工房 ひとつ屋がオープンするころには、ベストな状態だと思います。ぜひ!! 見に来てください!!

  • 桜の染料を作る

    桜の染料を作る

    地域の家庭菜園の一角を借りて始めた【ひとつ屋染織農園】。その名のとおり、藍や紅花、和綿や苧麻など、染織にかかわる植物ばかりを栽培しているのですが、その周囲にも染料となる植物があります。その一つが、おなじみの桜。春には花見ができるほどの大木で、夏には心地よい木陰で強い太陽光から菜園の植物を守ってくれています。

    桜の染料を作る

    新緑のころになると、その下に生えた雑草とともに、根本から出た小枝を刈り込む作業が行われます。桜は、“桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿”といわれるように強い剪定をしないので、下枝とはいえ、僕にとっては貴重な染材となります。ちなみに、染料にするには花の咲く前の枝がよいのですが、貴重な桜なので贅沢はいっていられません。早速!! 刈ったばかりの枝をいただいて染料を作ることにしました。

    ▼ こういう下枝の刈り込みが行われます。
    桜の染料を作る

    1センチほどに細かく切った枝葉を、ただただひたすらに小さな火で炊き続けます。今日も明日も明後日も。こうしてできた煮汁を一年以上の時間をかけて熟成させて染料にします。

    桜の染料を作る

    次のブログ更新までに、おととしに作った桜の染料でレーヨンのスカーフを染めてUpします。さて、どんな色になるか? 楽しみにしていてください。