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    枇杷葉染め(後編)

    先日の 『枇杷葉染め(前編)』 に続き、今回は後編です。いよいよ実際に染め上げていきます。

    ↓前回までに枇杷の葉を煮出して染料にしています。

    これで、今回は、こんな布を染めます。

    コットンのスラブ糸を織った生地で、大判のストールにしようと思っています。

    ↓精練してから、植物染料の染まりをよくするため絹化します。

    いよいよ染めていきます!! が、ここでちょっと実験です。

    草木染の場合、この段階で染料を高温にして“煮ながら染める”というのが一般的なのですが、そうすると染まるのが急激なうえに、箸や棒で布を撹拌しないといけないので、染めムラになったり、ときには生地を傷めたりすることがあります。

    そこで、今回は実験的に“染料を高温にせず、染めてみる”ことにしました。染料の温度は43℃ほど。ちょうどよいお風呂の温度です。そこに布を入れ、手で広げながら、ゆっくりゆっくり染めてみました――。

    染色後は、アルミによる媒染です。

    ※媒染とは、いわゆる「発色」と「色止め」のことで、簡単にいえば、金属イオンが繊維と染料を結びつける働きをします。また、この媒染剤の金属の種類によって、同じ染料でも異なった色になります。媒染後、水洗い、煮洗い(炊いて洗います)、さらに水洗いを繰り返して乾燥させれば、染色作業は終了です。

    いい色になりました!