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千鳥格子の手織りマフラー

前回のブログ 『実験中の白いマフラー』 の続きで、今回は実際に染めて、思ったような結果が得られるか!? いよいよ実験の終盤です。ちなみに、染料にするのは、数日前のブログ 『ニンジン葉での染料の作り方』 で紹介したものを使います。

まずは織り上がったマフラーを水につけておき、充分に水を吸収したら絞ってニンジンの染料に浸します。

 

染料の温度を上げながら染めていくと、次第に千鳥格子の柄が現れてきました。

 

↓次に、染料から取り出して媒染(発色と色止め)し、終了すれば洗浄し、湯洗いです。

 

これを乾燥あせれば完成! 想像していた以上の出来栄えです。

 

ワークショップでは、このマフラーの緑色の部分を自由に染められるようにしようと思っています。今回はニンジンの葉で緑色に染めましたが、茜(あかね)を使えば赤やピンクに、栗で茶色、墨でグレー、タマネギでは黄色に染まり、紫根では紫にも染めることができます。使う植物染料や草木染の方法の違いによって、お好みに色に染めることができます。しかも、千鳥格子のほかにも無地やチェックなど、さまざまな柄とサイズを用意するつもりです。

思った以上の大成功!!です!

ちなみに、実験で染めたマフラーは完成と同時に息子に発見され、「ええやんッ!! ちょうだいッ!!」 とせがまれ、今は彼が使っています。学校でも評判はよいらしく、先生にも「ええマフラーしてるなぁ~」と言ってもらったとか。でも、「父が織って染めました」 とは言えなかったそうです。

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