随分と前のブログに書きましたが、この春から息子は地元の中学へは進学せず、とあるスポーツのために特別な学校へ通っています。くる日も、くる日も、ひたすらに猛練習。入学以来、たった一日の休みもなく、すでに体は真っ黒に日焼けし、膝や肘は傷だらけです。
が、そんな練習にもかかわらず、先日の夏の大会では十数年ぶりに全国大会出場ならず、大きな辛酸を舐めたようです。そして、これにて三年生は引退。チームは大きな節目を迎えることとなります。
ところが、さすが強豪校。すぐに頭を切り替え、翌日には新しいレギュラーが発表となり、次の大会を目指しての猛練習が始まりました。そんな新メンバーに、なんと一年生の息子が選ばれたのです! これまでの彼の努力を見てきた親としては、これほど嬉しいことはありません。
が、喜んでいるのは親ばかりで、本人は、いたって冷静。それどころか、レギュラー昇格後は顔つきまで変わりました。それまでは、まだまだ心のどこかに “スキがあれば、サボりたい!” というような甘さが漂っていましたが、最近では、なんとなく “ 覚悟 ” のような雰囲気を醸し出し、まぶしいほどに輝いています。
ほんと!! えらいもんですねぇ。
ついこの前までは、まったくの子供だったのに、環境があんなにも顔つきを変えるんですね。そんな息子の顔を見ていて、親ながら恥ずかしい気にさせられます。そう、もう新しい工房に移って、もうすぐ丸二年。なのに、いまだ店がオープンできていません。この夏、腰痛で床に伏した間に思ったのですが、僕には全く“ 覚悟 ” が足りていません。そろそろ覚悟を決めなければならいようです。