カテゴリー: ブログ

ひとつ屋の日々の仕事や判断、その背景にある考えを、いくつかのカテゴリーに分けて記録しています。畑で植物を育て、染め、織り、道具を整え、作り続ける。その過程で起きた迷いや選択を、現場の視点から綴っています。完成品だけでなく、そこに至るまでの時間や思考も含めて残す記録です。

  • DIY セルフリノベーション『カウンターを作る ①』

    DIY セルフリノベーション『カウンターを作る ①』

    工房とショップを丸ごとDIYでリノベーションしています。随分と時間がかかってしまいましたが、おおかたの改装は終わり、今は家具(什器)を作り始めています (※ 現在の状況は  をクリックしてください)。

    で、まず作り始めたのはカウンター。小さな小さな工房兼ショップなので、当初 「カウンターはいらない」 と思っていたのですが、商品を包んだり、お会計をしたり、店の顔となるスペースなので 「やっぱりいるなッ!!」 と考えを改め、もちろん!! 自作することにしました。といっても、設計図などありません。設置する場所で、いきなりいきなり作り始めるのが 〝ひとつ屋流〟 です。

    使う材料は、1枚78円の野地板。これが安くいて、加工が楽です。
    まずは、これで実際の高さと幅に組んでみます。

    DIY セルフリノベーション『カウンターを作る ①』

    DIY セルフリノベーション『カウンターを作る ①』

    ほどよい感じなので野地板を張っていき、おおよその形に組み上げます。

    DIY セルフリノベーション『カウンターを作る ①』

    DIY セルフリノベーション『カウンターを作る ①』

    底を作り、補強の材を加え、天板を張ります。

    DIY セルフリノベーション『カウンターを作る ①』

    DIY セルフリノベーション『カウンターを作る ①』

    と、今日はここまで。次回は仕上げと塗装です。でも、最終的にどんなカウンターにするかを決めかねています。ともかくも!! どんな自作カウンターになるのか!? 楽しみにしていてください!!

    追記/『カウンターを作る ②』もご覧ください。

  • カラムシ織り ②

    カラムシ織り ②

    前回の(『 カラムシ織り ① 』)に引き続き 『 カラムシ織り ② 』 です。前回に紹介した小さな花瓶敷き(約20×40㎝)の制作工程を紹介します。

    ▼まずは改めて、これが〝カラムシ(苧麻)〟です。

    ▼実は、去年から栽培していました。下の写真は定植したころの〝カラムシ〟です。

    ▼夏、成長したカラムシを刈取り、ひと晩 水に浸してから皮を剥ぎます。さらに、外皮を剥いで繊維を取り出します。

    ▼その繊維を干したものが下の写真です。

    ▼この繊維を卓上機で織っていきます(平織)。

    ※本来は、透き通るほどくらいに薄く剥ぎ、象牙のような光沢を放つ糸を繋いで織るようです。さすが〝上布〟です。ちなみに、昔は経糸もカラムシを使っていたと思うのですが、今回は綿糸を使いました。

    ▼完成しました。カラムシ織りの花瓶敷きです。

    今回は試験的な制作だったので、小さな花瓶敷きを作りましたが、次は〝ちょっとオシャレなカバン〟でも作ってみようと思います。といっても、今年はカラムシをたくさん育てていないので、来年になります。そこで、早速!カラムシの栽培面積を広げました。

  • カラムシ織り ①

    カラムシ織り ①

    ▼この植物を知っていますか?

    ▼葉の裏が白いんです。

    この植物は 『カラムシ』 です。ちょっと変わった名ですよね。漢字で書くと 『苧麻』 だそうです。イラクサ科の多年草で、文字どおり、この植物からは麻のような繊維がとれます。綿が普及する以前は、カラムシの繊維で織った布を衣服にしたらしく、現在でも新潟県の越後上布や沖縄県の宮古上布、八重山上布などは〝高級な織り物〟として、カラムシの伝統が受け継がれています。

    いわば〝古代の布〟といえるカラムシ織り――。上布のような〝高級な織り物〟は無理でも、素朴な古代布のような布をカラムシで織ってみたくて、実は、ひとつや染料農園の片隅で栽培していました。で、このほど、ついに小さな小さな作品ができました。

    ▼それがこれです。

    これは小さな花瓶敷き(約20×40㎝)です。われながら上出来です。次回のブログで、作っている途中を紹介します。楽しみにしていてください。

  • 木と鉄の椅子 『さくら』 (鉄部編)

    木と鉄の椅子 『さくら』 (鉄部編)

    以前のブログ『やってみたいことがある』のなかで「染色用の型紙のデザインを新たな物づくりに生かしたい!」というようなことを書きました。そこで、まずは木と鉄で ↓ こんな椅子を作ろうと思っています。

    さらに先日のブログ(『木と鉄の椅子 『さくら』(イメージ図編)』)では、こんなイメージ図を紹介しました。


    ▼ 斜め前から見たところ
    木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編)
    ▼ 斜め後から見たところ
    木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編)


    それから数日がすぎ、鉄部が切り上がってきました。

    木と鉄の椅子 『さくら』 (鉄部編)

    ▼イメージ図どおりになっていますか?
    木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編) ▼鉄がこんなにも繊細に加工されています。ペン先と比べてみてください。すごい!!
    木と鉄の椅子 『さくら』 (鉄部編)

    ▼ これを黒染めします
    木と鉄の椅子 『さくら』 (鉄部編)

    このあと、サンドペーパーでアンティーク風に加工し、木部と組み合わせます。
    さて、そんなものができますやら。お楽しみに!!

  • 中秋の名月

    中秋の名月

    今年(平成27年)の〝中秋の名月〟は9月27日です。
    僕は月を眺めるのが大好きです。


    ▼ 以前、こんなTシャツを作りました。

    中秋の名月

    十三夜


    お月見といえば、お団子と〝ススキ〟ですね。でも、僕にとっては〝花より団子〟ならぬ、〝団子よりススキ〟です。というのも、ススキの種類はよい染料になります。【ひとつや染料園】にも、数種類のススキを植えています。その一つがヤハズススキです。お供えに余ったススキは染料にします。


    ▼ ヤハズススキ
    中秋の名月

    ▼ 2~3cmほどの長さに切って陰干しして保存します。
    中秋の名月

    イネ科の植物の多くが黄色に染まります。これで染めるのが楽しみです。