先日、久しぶりに 「杢目絞り(もくめしぼり)」 を藍で染めました。


近づいて見ると、木目の模様がわかります。複雑な模様をしていますが、技法は至って簡単。布に約7ミリほどの間隔で運針を施します。


そして、この糸を力いっぱい引き寄せて絞ります。これを藍で染めてます。 
糸を届けば、柄が浮かび上がります。

技術的には、とても簡単なことなのですが、それよりも根気が必要となります。60㎝×90㎝の布を絞るのに、約3日。でも、その甲斐あって素敵な柄になりました。何に仕立てるかは検討中です。お楽しみに!!
ひとつ屋の日々の仕事や判断、その背景にある考えを、いくつかのカテゴリーに分けて記録しています。畑で植物を育て、染め、織り、道具を整え、作り続ける。その過程で起きた迷いや選択を、現場の視点から綴っています。完成品だけでなく、そこに至るまでの時間や思考も含めて残す記録です。

先日、久しぶりに 「杢目絞り(もくめしぼり)」 を藍で染めました。


近づいて見ると、木目の模様がわかります。複雑な模様をしていますが、技法は至って簡単。布に約7ミリほどの間隔で運針を施します。


そして、この糸を力いっぱい引き寄せて絞ります。これを藍で染めてます。 
糸を届けば、柄が浮かび上がります。

技術的には、とても簡単なことなのですが、それよりも根気が必要となります。60㎝×90㎝の布を絞るのに、約3日。でも、その甲斐あって素敵な柄になりました。何に仕立てるかは検討中です。お楽しみに!!

今年の春、ネットで買ったインド藍の種を蒔きました。
インド藍の種

芽が出て

本葉は出て

大きく、大きくなって

花が咲いて

実がなりました。
なるほど、インド藍はマメ科の植物 です。

以前に、藍染めに抜染で雲の模様を描き、銀箔で月をかたどった『 十三夜 』というTシャツを作りました。


でも正直のところ、十三夜の月を見たことがなかったのですが、先日、人生で初めて十三夜と呼ばれる月をみました。

うわぁ~ッ!月といい、雲といい、本当にイメージどおりです!
しかも!! この月は171年ぶりの “後の十三夜(のちのじゅうさんや)” だったそうです。これは旧暦の9月13日の月のことで、今年(2014)は、この9月13日が、なんと!! 10月6日と11月5日の2回もあるそうです。というのも、現在の太陽暦では1年が約365日であるのに対し、昔の太陰暦では約354日と約11日も少なく、これを続けていると季節とのズレが生じるので、3年に1度くらいの割合で同じ月を繰り返す「閏月(うるうづき)」を入れて調節していたそうです。この閏月が今年は9月で、十三夜が二回あったというわけで、後のほうを「後の十三夜(のちのじゅうさんや)」と呼ぶそうです。
ちなみに、十三夜の月を愛でるのは日本人だけとか。
完全な丸ではない、満月の少し前の月に美しさを感じるなんて、とても日本人らしい美意識で、いつも感心させられます。江戸時代の遊女は、「十五夜」と「十三夜」の両方を祝う習慣があり、どちらかしか見ない客を「片月見」または「片見月」として嫌ったそうです。客を通わす手段だったそうですが、なんとも風流な話です。しかも、“後の十三夜”ともなれば、いろんな思いがあったと思います。
ちなみに、次に “後の十三夜” に逢えるのは95年後の2109年。その時も「ミラクルムーン」と呼ぶのではなく「十三夜」と呼ぶ “日本人らしい美意識” も残っていてほしいと願います。

コツコツ続けている工房を兼ねたショップの改装。おおよその作業を終え、あとは床を張るのと什器を作るのみだったのですが、最近になって、新たなことをひらめきました。
それは『工作室』 計画です。
当初は、ふつうに自分が作ったTシャツや作家さんの作品を販売し、その一角に “ちょっとしたワークショップを開けるスペースがあればいいな” くらいに思っていたのですが、最近、いろんな人と話をする機会があって、単に物を販売し、おまけのようなワークショップ・スペースを作るのではなく、本格的に〝たくさんの人に物づくりを楽しんでもらえるスペース〟 にしようと考えるようになりました。で、ショップ内に本格的な物づくりができるスペースを作ることにしました。
▼早速!! 手に入れたのがコレです。

流し台です。今ふうにいうとシンクです。
ご近所の方がキッチンを改装するということで、古いシンクをいただきました(ありがとうございます!!)。何を作るにしても、これが必要なんです。どんな物づくりでも、最後には道具を洗うのがつきもの。ショップ内には、将来カフェが併設できるように小さいな厨房があるのですが、これとは別にシンクを設けることで、染料や絵具、ペンキのついた道具でも気兼ねなく洗うことができます。これがあるだけでも、開催できるワークショップの幅が広がります。今から楽しみです。