中庭から見える里山の端に大きな欅(けやき)があります。冬の北風のなかも、月夜の夜も、雨の日も、輝かしい新緑の季節も—、いつも変わらず、どっしりとここにいます。この木のように、自分を見失わず、他人に流されず、いい時も悪い時も一喜一憂せず力強く生きてほしい!と、息子に「欅」の意味のある名をつけたのは20年も前のこと。そして、今は私自身がそうありたいと願っています。




ひとつ屋の主催「壱つ屋染太郎」が、畑や工房、暮らしの中で感じたことを、そのまま書き留めています。結論や答えよりも、その時々の気持ちや揺れを大切にした、徒然なる日々の記録です。嬉しいことも、悲しいことも、しんどいことも、日々の中でふと浮かんだ疑問も—。そうした個人的な思いを綴ってきたのが「染太郎日記」です。

中庭から見える里山の端に大きな欅(けやき)があります。冬の北風のなかも、月夜の夜も、雨の日も、輝かしい新緑の季節も—、いつも変わらず、どっしりとここにいます。この木のように、自分を見失わず、他人に流されず、いい時も悪い時も一喜一憂せず力強く生きてほしい!と、息子に「欅」の意味のある名をつけたのは20年も前のこと。そして、今は私自身がそうありたいと願っています。





コロナのせいで人と人とのつながりが絶たれたままの新年度が始まりました。卒業や転勤、さらには雇止めや解雇など、会えないままに別れのときを迎えなければならなくなった友人や知人がいます。そのことに、怒りにも似たやり場のない寂しさを覚えます。

場当たり的な手立てを繰り返すのみで、ただただ耐え忍ぶだけだったこの1年。このウイルスに対し、今もマスクと手洗いのみでしのげという。頼みのワクチンも、いまだに海外製で、ただただ自分の番が来るのを待つのみです。発熱しても看てくれる病院さえありません。連日の報道では感染者と死者の数が伝えられ、身近な人への感染がないことに安堵を積み上げるような日々。
まるで戦時下の暮らしのように、私たちは終わりの見えない状況を耐え忍ばなければならないのです。「欲しがりません勝つまでは!」といった時代は、歴史の授業のなかのものばかりだと思っていました。



コロナのせいでどこへも行けなかった令和3年(2021)の年末年始。先日のブログ『シャビーナチュラルな作業台』でも書いたとおり、お正月返上で工房の染織作業場を大変身させました。今日は、その全貌を紹介します。
▼まずは先日紹介した作業台です。脚にキャスターを付けたので、軽く移動させることができます。

▼そして、縫製用の作業台も作りました。ふつうのミシンとロックミシンを設置しました。

▼縫製用の作業台の下には引き出し付きのワゴンを作りました。引き出しには縫製の道具、その下にはカバーステッチミシンが収納できます。

▼こんなものも作りました。織り機の前に置く台です。織り物をするときには杼(シャトル)をはじめ、ハサミや針など、こまごました道具が多く、こんな台があれば便利だろうなぁ~と思って作ってみました。。


▼さらに、塩ビ管を立てた箱を作りました。染織に多い細長い道具、例えば、伸子や板杼がスッキリ収納できます。

▼そして、これが全貌です。上記のほかにも、染めた糸をかけておくためのバーを壁に取り付けたり、作品を干すための竿を天井から取り付けたりもしました。

▼そうそう!雨漏りしていた天井も修理しました。もちろん!雨漏りの原因の屋根も修理していました。

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久しぶりに、めっちゃ木工DIYをしました。ついでに断捨離と大掃除をしたので、すごく機能的で使いやすい環境になりました。この部屋には流し台やコンロもあり、ほんと!染織には最高!の部屋となりました。もはや工房というよりも僕の“秘密基地”です。今回のブログのタイトルのとおり、ここで“いっぱい作りました。そして作ります!” それが今年の目標です。2021年は、ひとつ屋にとって飛躍の年にしたいと思っています。まずは、いいスタートが切れました。

11月に入り、ひとつ屋の染料農園でも、そろそろ冬支度が始まります。寒さに弱い植物は室内に取り込み、収穫を終えた畑は整地して春まで休ませます。そして、蕾をつけた椿には、こんなものが・・・。夏には降り注ぐような蝉しぐれも、まさに“つわものどもが夢の跡”です。
という僕も、同じの状態。その理由は、大阪(阿倍野)と三重(伊賀)とにある工房の同時改装に加え、日々の作品づくりに畑仕事、さらにはワークショップ講師の依頼など、目が回るほどの忙しさにあります。正直のところ、毎日の予定をこなすのが精いっぱいで、本来の目的である“染織をしながらのんびり暮らす”には程遠い状態です。
若いころは、忙しいほどに頑張れたものですが、最近はそうもいきません。さすがにペースを落とさないと、一日の終わりには“蝉の抜け殻”のような状態で、まさに“つわものどもが夢の跡”の状態です(笑)。
考えてみれば、急ぐ必要もないのだから“ボチボチ&のんびり”やっていくことにします。
