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つわものどもが夢の跡

11月に入り、ひとつ屋の染料農園でも、そろそろ冬支度が始まります。寒さに弱い植物は室内に取り込み、収穫を終えた畑は整地して春まで休ませます。そして、蕾をつけた椿には、こんなものが・・・。夏には降り注ぐような蝉しぐれも、まさに“つわものどもが夢の跡”です。

という僕も、同じの状態。その理由は、大阪(阿倍野)と三重(伊賀)とにある工房の同時改装に加え、日々の作品づくりに畑仕事、さらにはワークショップ講師の依頼など、目が回るほどの忙しさにあります。正直のところ、毎日の予定をこなすのが精いっぱいで、本来の目的である“染織をしながらのんびり暮らす”には程遠い状態です。

若いころは、忙しいほどに頑張れたものですが、最近はそうもいきません。さすがにペースを落とさないと、一日の終わりには“蝉の抜け殻”のような状態で、まさに“つわものどもが夢の跡”の状態です(笑)。

考えてみれば、急ぐ必要もないのだから“ボチボチ&のんびり”やっていくことにします。

つわものどもが夢の跡

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