カテゴリー: 草木染の方法(YouTubeなど)

このカテゴリーでは、ひとつ屋がホームページやYouTubeにアップした動画を紹介しています。草木染の基本的な方法をはじめ、糸づくりや織り方など、染織に関わる工程を中心にまとめています。実際の作業の流れや手元の動きが分かるように、現場の視点から“How-to”をできるだけ丁寧に解説しています。

  • 桜染めの方法

    桜染めの方法

    私の周囲では、すっかり桜は散ってしまいました。これと入れ替わるように、毎年ひとつ屋では桜染めの糸が染め上がります。今年も絹やウールの糸が、ピンクでも桃色でもない優しい“桜色”に染まりました。リニューアルオープン後には、さまざまな草木染の糸も販売する予定です。楽しみにしていてください!

    ※さまざまな繊維を染めてみた結果は『【草木染】サクラ 』をご覧ください。


    桜染めの方法


    ▼ 桜の小枝を2~3cmにカットして煮出します。

    ▼ 湧いたら火を止め、ひと晩 放冷した状態です。これを2~3日繰り返す。

    ▼できた染料で糸を焚きます(染めます)。ひと煮立ちすれば、放冷します。

    ▼ 染めた糸を灰汁(できれば、椿灰で作ったもの)で媒染します。

    ▼ 1時間ほど媒染したものをよく濯いで乾燥させれば完成です!


    Sakura (cherry blossoms) have completely fallen in Osaka. Sakura is very beautiful and is a special flower for Japanese people. Every year during the Sakura blossom season, we dye the yarns with cherry twigs. We were able to dye silk and wool yarns in a “Sakura-colored” color instead of pink this year as well. It’s a very subtle color. After the reopening, our shop will also sell various botanical dyed yarns. Please look forward to!


    櫻花 (Sakura)已在大阪完全落下。 櫻花非常美麗,是日本人特別的花。 每年櫻花盛開的季節,我們都會用櫻花樹枝給紗線染色。 今年,我們還能夠將絲綢和羊毛線染成“櫻色”而不是粉pink。 這是一種非常微妙的顏色。 重新開業後,本店還將出售各種植物染色紗線。 請期待!

  • 【草木染】インドアカネでコットンのストールを染める方法

    【草木染】インドアカネでコットンのストールを染める方法

    草木染ではシルクやウールはよく染まるのですが、それらは「日常的には使わない」という声をよく耳にします。そこで今回は、ストールやTシャツなどの身近なコットン製品を、スーパーなどでも手に入るミョウバンを使った「中媒染(発色と色止め)」という技法での染め方を紹介します。とても基本的な草木染の技法で、西洋アカネはもちろんのこと、さまざまな植物で染めることができます。また、食品として扱われるミョウバンを使うので、キッチンなどでも作業が行える安全な方法です。ぜひ、参考にしてください。

    Silk and wool are dyed well with plants dye. However, I often hear the opinion that these fibers are not used on a daily basis. Therefore, this video introduces a method of dyeing familiar cotton products such as stoles and T-shirts using alum, which is also sold at supermarkets. This is a very basic vegetable dyeing technique, but it can be dyed with various plants as well as madder. Also, since it uses alum, which is treated as food, it is a safe way to work in the kitchen. Please refer to it.

  • 梅染めの絹糸(『梅の枝(梅楚)染め方』)

    梅染めの絹糸(『梅の枝(梅楚)染め方』)

    ここ大阪でも、再び緊急事態宣言が発出されることになりました。昨年の春にも思いましたが、こんな状況でも季節が巡り、花は咲くものです。今年も、そろそろ梅花の便りが聞かれるころになりました。そんな梅の枝で染めた絹糸です。巣ごもりして、ストールを織ろうと思っています。
    馥郁たる梅の香りが漂うころには、少なくとも宣言が解除されていることを願うばかりです。
    ▼ 右からチタン媒染、銅媒染、アルミ媒染、鉄媒染です。
    梅染めの絹糸(染め方)
  • 【草木染】梅の小枝(梅楚)での染め方/絹糸を染める。

    【草木染】梅の小枝(梅楚)での染め方/絹糸を染める。

    梅の小枝で絹糸を染めました。YouTubeに、その染め方(梅の小枝(梅楚)での染め方)をUpしました。時間があれば、ぜひ!ご覧ください。


    梅の小枝での染め方


    百花の魁といわれるように、寒さが厳しいなかにあって、どの花よりも早く咲く梅。万葉の時代には、花といえば「梅」であり、たくさんの歌が詠まれています。また、同様に古くから果実は食用とされ、枝や樹皮は染色に使われてきました。今回は、そんな梅の枝を使っていにしえの色を染めてみます。 昔から「桜切るバカ、梅切らぬバカ」といわれるとおり、以前に紹介した桜とは異なり、剪定を必要とする梅。その時期は、11月中旬~1月ごろ。この剪定した枝で充分に染まるので、比較的手に入れやすい染材です。 今回は、アルミ、鉄、銅、チタンの4種類で媒染したところ、どれも赤みを含んだ美しい色にそまりました。 庭木や正月飾りなど、梅はとても身近な植物です。この動画を参考にしながら、そんな梅の小枝を使った草木染に、ぜひ!チャレンジしてみてください。

    Ume(plum) blooms earlier than any other flower in early spring, when the cold is still severe. Since ancient times, the Ume fruits are edible and the branches and bark have been used for dyeing in Japan. I show you how to dye plants using such Ume twigs in this video. I used four types of dyeing agents: aluminum, iron, copper, and titanium. They have a beautiful reddish color. While referring to this video, please try to dye plants with Ume twigs.

     

     

  • 【草木染】桜の紅葉(落ち葉)染めの方法

    【草木染】桜の紅葉(落ち葉)染めの方法

    満開の花、新緑の緑、そして色鮮やかな紅葉――。四季折々に風情を変える桜は、日本人にとってとても身近な植物です。草木染めでは、春、花の咲く前の枝を煮出して染める方法が知られていますが、昔から「桜切るバカ、梅切らぬバカ」といわれるとおり、剪定をしない桜は染材が手に入りません。まして“花の咲く前の枝”を手に入れるのは、さらに難しいのではないでしょうか。 逆に、今回の『桜の紅葉(落葉)の染め方』の動画では、銅やチタンの本格的な媒染剤も用いていますが、アルミはミョウバンでも代用できますし、鉄は家庭でも作ることができるので、ぜひ!チャレンジしてみてください。

    Flowers in full bloom, fresh greenery, and autumn leaves――Sakura(cherry trees), which changes color with the seasons, has been loved by the Japanese people. Branches before cherry blossoms bloom are used for Kusakizome(plants dyeing). But it has long been called “the fools who cut cherry trees, the fools who don’t cut plum trees” in Japan, so we cannot get the branches of cherry blossoms. It’s even harder to get the branches before they bloom. However, we can easily get the fallen leaves in the gardens and parks. What’s more, we can dye great colors more easily and in less time than using branches. We explain in detail how to dye using cherry leaves in this video. Please try dyeing traditional Japanese colors obtained from nature!