梅の小枝で絹糸を染めました。YouTubeに、その染め方(梅の小枝(梅楚)での染め方)をUpしました。時間があれば、ぜひ!ご覧ください。
梅の小枝での染め方
百花の魁といわれるように、寒さが厳しいなかにあって、どの花よりも早く咲く梅。万葉の時代には、花といえば「梅」であり、たくさんの歌が詠まれています。また、同様に古くから果実は食用とされ、枝や樹皮は染色に使われてきました。今回は、そんな梅の枝を使っていにしえの色を染めてみます。 昔から「桜切るバカ、梅切らぬバカ」といわれるとおり、以前に紹介した桜とは異なり、剪定を必要とする梅。その時期は、11月中旬~1月ごろ。この剪定した枝で充分に染まるので、比較的手に入れやすい染材です。 今回は、アルミ、鉄、銅、チタンの4種類で媒染したところ、どれも赤みを含んだ美しい色にそまりました。 庭木や正月飾りなど、梅はとても身近な植物です。この動画を参考にしながら、そんな梅の小枝を使った草木染に、ぜひ!チャレンジしてみてください。
Ume(plum) blooms earlier than any other flower in early spring, when the cold is still severe. Since ancient times, the Ume fruits are edible and the branches and bark have been used for dyeing in Japan. I show you how to dye plants using such Ume twigs in this video. I used four types of dyeing agents: aluminum, iron, copper, and titanium. They have a beautiful reddish color. While referring to this video, please try to dye plants with Ume twigs.