寒さが厳しかった2月のある日、茜(あかね)の収穫をしました。
▼ インターネットで購入した日本茜( 日本の茜(あかね))。2年をかけて、じっくり育てました(茜の花)。
▼ そして先月のある日、冬枯れの茜畑から根を掘り上げました。
▼ これが日本茜の根。つまり染料になる部分です。結構、収穫できました。
実は『 日本茜 』なんていう品種はなく、そんな呼び方もありません。正式には、単に『 茜 』。これは、現在の草木染で茜として用いられるのが『 インド茜 』か『 西洋茜 』がほとんどなので、これと区別するのに『 日本茜 』と呼ばれるようになったようです。
本来なら日本各地の路傍や林の縁などでよく見かけた、いわば〝雑草〟だったようですが、最近ではあまりみられなくなったそうです。そういえば、染料店でも売られているのを見たことがありません。
その茜色は、インド茜や西洋茜に比べて淡く〝日本らしい色〟だそうです。
これから、一度 乾燥させて染料にします。貴重な〝日本らしい色〟を染めるのが今から楽しみです。
有り難うございました。
2月ですね。来年の2月が 楽しみです。
冨田さん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
根に栄養が集中している冬が最適だと、私たちは考えています。
草木染めを楽しんでください!