タグ: 天然染料

  • 天然染料だけでカラフルな型染ができないものか?(2)

    天然染料だけでカラフルな型染ができないものか?(2)

    以前に『天然染料だけでカラフルな型染ができないものか?』と題したブログで、この思いを実験したカラーサンプルを掲載しました。

    ▼ 天然染料のみの型染めのカラーサンプル
    天然染料だけでカラフルな型染ができないものか?

    そから数か月—。これは少し前に染めてカバンに仕立てたものなのですが、なんとなくコツみたいなものが分かってきました。オリジナルの方法で “天然染料でのカラフルな型染” というテーマに何かしらの答えが出せそうです!


    工程


    ▼ 使用した型紙

    ▼ 糊を置いて、天然顔料を用いて色を挿します。

    ▼ 全体には柿渋を用いました。

    ▼ 乾燥後に蒸しまし、糊を落とします。

    ▼ 少しにじみはあったものの、とりあえずは思いどおりの色が出ました。

    ▼ カバンに仕立ててみました。

    実は、 “四原色(CMY)” で構成されているので、これをもとに様々な色を作ることができるはずです。今後は、それにチャレンジしようと思っています。楽しみにしていてください。


    I have been experimenting with trial and error for some time, wondering if it is possible to create colorful stencil dyeing using only natural dyes. In Japan, Bingata and Yuzen already existed before chemical dyes appeared, so it should definitely be possible. However, rather than searching for a method on the Internet and imitating it, I would like to explore it in my own way and produce some results.
    This is something I dyed and made into a bag a while ago. I’ve kind of figured out the gist of it. It seems like we can find some kind of answer to the theme of “colorful stencil dyeing using natural dyes” using an original method.


    一段時間以來,我一直在嘗試和犯錯,想知道是否可以僅使用天然染料來創建彩色模板染色(型染)。 在日本,在化學染料出現之前,紅型(沖縄)和友禪(京都・石川)就已經存在了,所以這絕對是可能的。 不過,我不想在網路上尋找方法並模仿它,而是想以自己的方式探索並產生一些結果。
    這是我不久前染色並製成袋子的東西。 我已經大概明白了其中的要點了。 似乎我們可以用一種原始的方法來找到「使用天然染料進行彩色模板染色」這個主題的某種答案。

  • 放棄耕作地を畑に戻す vol.1

    放棄耕作地を畑に戻す vol.1

    数年前のブログ『放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培(1)』でも書きましたが、現在の日本で「農業」といえば、 “食べるもの” を栽培することを意味します。しかし、かつては食料以外にも多くの農作物(工芸作物)がありました。 例えば、染織にかかわる農産物だけでも、「藍」や「紅花」、「綿」や「麻」、そして「養蚕」もその一つに数えられていました。このほかにも、畳のための「イグサ」や漆工品の「漆(うるし)」も、そうした農産物でした。ところが今は、 その多くが趣味や保護対象物として栽培されている程度で “産業” としては失われてしまいました。

    食品のための農業ですら高齢化や後継者不足のために「耕作放棄地」や「荒廃農地」が増え、全国的にも大きな問題になっています。しかし、最近になって無農薬、有機肥料、さらには自然農法などの意識の高まりにつれ、若い人たちの“就農”を耳にするようになりました。特に、生産者と消費者を直接つなぐことのできるネット販売システムの充実により、その動きが加速したような気がします。そして、この動きをさらにスピードアップさせたのが、くしくも新型コロナウイルスのパンデミックでした。在宅勤務、オンライン会議などができるようになり、都市に住む必要がなくなったことで、これまでにはなかった働き方が “新しいタイプの兼業農家” を生むことになったのです。

    ところが、やはり注目されるのは “食べるための農業” です。先にも記しましたが、その背景には “生産者と消費者が直接つながれるシステム” が存在するからでしょう。これが工芸作物の場合、農家から生産者に届くまでには、たくさんの中間業者を必要とします。例えば、綿をとっても、綿を栽培する人、糸にする人、染める人、織る人、さらには衣服などの製品に縫製する人など、さまざまな工程が必要となります。農家の立場から “縫製する人” までをつないでいくのは難しいだろうし、逆に“縫製する人” が農家までをたどるのも至難の業です。

    でも、染織と縫製を学んだ人が、たまたま農業に興味があったとします。そのうえ、その人の目の前には畑も道具も、作業場もそろっているとしたら、それをやってみたい!と思うのは当然ではないでしょうか!? 今、私の目の前に、そのすべてがあります! そして、新たな土地があります!

    2023年秋、背丈以上に伸びた笹竹に覆われた、かつての耕作地(あえて「放棄耕作地」と表現しません。末文をご覧ください)を貸していただくことになりました。自分にとって、 “食べるための農業” ではなく、“作るための農業” は、残りの人生をかけてよいといっても過言ではないテーマ、いや命題です。以前の放棄耕作地の再耕(『放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培』)以上に大変そうな圃場ですが、老体に鞭打って頑張ってみるとしました。

    『放棄耕作地を畑に戻す vol.2』へ続く—。

    ▼ 背丈以上に伸びた笹竹に覆われた、かつての耕作地
     

    追記【あえて「放棄耕作地」とせず、「かつての耕作地」と表現した理由】
    「放棄耕作地」といってしまえば “自らの意図で畑を捨てた” というニュアンスを感じたからです。ここに移住して、たくさんの人々と接するうちに “やめることも選択肢の一つとして畑を捨てた” のではなく、“先祖伝来の田畑を自分の時代で続けることができなくなった無念さ” を感じ、“放棄” という言葉に違和感を覚えるようになりました。今後も、便宜上は「放棄耕作地”」という言葉を用いますが、そういう思いもあることを報告させていただきます。

  • 早く寝よッ!と

    早く寝よッ!と

    夏の終わりに生活スタイルの変化があり、ほとんど毎日、朝起きてから夜寝るまで物づくりができる環境にいる。今は、12月4日~9日(11:00~18:30 / 最終日 ~16:00)に大阪・天満橋の「マルゼンボタンギャラリー」さんで開催される『クリスマス ―― 冬の贈り物』展に出品する作品づくりに追われている。

    以前は「一日中作品が作れる環境であればどれほどいいだろう」と、そんな暮らし方に憧れていたが、いざ望んでいた環境になってみれば、「あれもしたい! これもしたい!」と思っていたことの半分もできていない。

    なので、どうしても毎晩とても遅くまで作業をしてしまう――。おかげですっかり寝不足である。今日も、まだまだやりたいことはあるが、これ以上すれば、体調を崩してしまいそうなので、今日は早めに寝るとする。

    もうこいつも睡魔には勝てなさそうである–🥱

     

     

  • とはいえ、けっこう本気なんですよねーー。

    とはいえ、けっこう本気なんですよねーー。

    織り物をしていても、編み物をしていても—、それは自分の本分ではないことを自覚しています。でも、草木染で身近なアイテムを作るとなると、どうしても織り物や編み物の技法が必要なんです。ところが、いくら勉強と努力を繰り返しても、うまくなりません。ときに投げ出したくなることさえあります。もうすでにどれほどの糸と時間を無駄にしたことでしょうか—😭
    もちろん、大家の先生のようになりたいわけではありません。ただ“草木染の素朴な美しさ”を身近なアイテムで表現したいとは思っています。

    私の技量でできる、私にしかできないものは何か――🤔

    な~んて、こんな年齢になった今も、そんなことを考えているから、いつまでたっても成長しないんでしょうね—😖


    ▼ 以降錯誤の連続。これらの糸で新たな雰囲気に作品にチャレンジしようと思っています。

  • 天然染料のみでの表現

    天然染料のみでの表現

    先日にも紹介した“植物から得たタンニンで布を下染めし、媒染剤で反応させて異なった色を表現する染色技法”を研究しています。アフリカのボゴラン布や北インドのブロック・プリントなどが、そうした原理で染められていますが、ひとつ屋では日本の伝統的な糊を使った型染で、その表現にチャレンジしようと思っています。
    ただ、おおよその原理はイメージできるのですが、くっきりとした柄を出しながら色を分け、さらに堅牢度を保つには、どうやら作業の順序が非常に大切なようです。順序を間違えると思ったような色が出ないことに気づきました。それが、今回の試し染めです。これはこれで気に入ってはいますが、もう少し研究の必要があるようです。
    また、今回はワンポイントに藍染めを加えているのですが、これを染める方法から、化学染料が登場する前に日本で染められていた着物の染色技法にも私の興味は広がりつつあります。。まだまだ天然染料の研究を続けます! 楽しみにしていてください。

    ▼ 糊を置き、柿渋で染め始めた状態。
    天然染料のみでの表現

    天然染料のみでの表現

    I’m researching a dyeing technique that I introduced the other day, in which tannins obtained from plants are used to undercoat the fabric and react with a mordant to express different colors. Bogolan cloth from Africa and block prints from North India are dyed using this principle, and I would like to challenge this expression with stencil dyeing using traditional Japanese glue.
    However, I can imagine the general principle, but it seems that the order of the work is very important to separate the colors while producing a clear pattern and to maintain the fastness. I noticed that I didn’t get the colors the way I thought they would if I got the order wrong.That is the result of this trial dyeing that I uploaded. I like this one for now, but it looks like it needs a little more research.
    In addition, since I added indigo dyeing to the one point this time, my interest is expanding from the method of dyeing this to the dyeing technique of kimono that was dyed in Japan before the appearance of chemical dyes. I will continue to research natural dyes! Please look forward to.
    ※ I am sorry that my English is so bad.


    我正在研究前幾天介紹的一種染色技術,該技術使用從植物中獲得的單寧作為織物的底漆,並與媒染劑發生反應以呈現不同的顏色。 來自非洲的博戈蘭布和來自印度北部的版畫就是利用這一原理染色的,我想用傳統的日本膠水進行模版染色來挑戰這種表達方式。
    然而,我可以想像一般原理,但似乎工作順序對於在產生清晰圖案的同時分離顏色並保持牢度非常重要。 我注意到,如果訂單錯誤,我得到的顏色就不會像我想像的那樣。這是我上傳的試染結果。 我現在喜歡這個,但看起來需要更多的研究。
    另外,由於這次在其中加入了靛藍染色,所以我的興趣從這種染色方法擴展到了化學染料出現之前在日本染色的和服的染色技術。 我會繼續研究天然染料! 敬請期待。
    *對不起,我的台灣語不好。