「数寄屋(すきや)」とは、日本を代表する建築の一つで、茶室を取り入れた住宅の様式とされるのだそうです。ともかく、茶室などに見る“質素”で“瀟洒”な雰囲気が好きなので、な・な・なんと!! それをトイレの天井に再現してみようと思います。
【 作り方 】
① まず取り出したるは、安価な「スダレ(簾)」。これを必要なサイズに切ります。園芸用のハサミを使うと便利です。
② スダレの両端にある押さえ板をとり、必要なサイズになるよう繋ぎ合わせます。
このときにポイントなのが、スダレの糸目が通るように繋ぎ合わせることと、もともと両端(上下)についている「押さえ板」のようなものも取り外しておくことです。これをやっておかないと、いかにも「スダレを使いましたッ!!」といわんばかりの、とても陳腐で安っぽい雰囲気になってしまいます。
③ 次に、天井を茶色に塗っておきます。こうすることで、さらに高級感を増すことができます。
④ 茶色に塗った天井にスダレを張ります。
⑤ これではまだ貧相なので、この四隅に廻縁(まわりぶち)を入れます。
いい感じに仕上がりました。次は壁の「漆喰塗り」に取り掛かります。