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タイダイ(Tie Dye)の染め方 ①

先日のブログ『タイダイ大失敗!!』で「渦巻き染め」がうまくできなかったことを書きました。あれから何度もチャレンジして、ようやく思うような柄を出せるようになったので、今日はその染め方を書いておこうと思います。

ちなみに、タイダイ(Tie Dye)のタイ(Tie)は「縛(しぼる)る」や「ゆわえる」の意味で、ダイ(Dye)は「染める」の意味。つまり、タイダイ(Tie Dye)を日本語でいうと「絞り染め」ということになります。


【タイダイ(Tie Dye)の染め方 ① 】


今回、使った染料はダイロン・コールドです。この技法ではさまざまな種類の染料が使えますが、家庭でも染めていただけて低温(水)でもに色落ちも少なく、発色がきれいなダイロン・コールドを使いました。Tシャツやタオルなど、頻繁に洗濯し、色落ちが心配な場合は、別売りの「カラーストップ」を使用すれば、さらに堅牢度を上げることができるそうです。

タイダイ(Tie Dye)の染め方 ①
① まずは下準備です。染めたい布を洗濯して糊や汚れを取り除き、ダイロン・コールドの場合は専用の定着液に浸しておきます。布を絞っておいてから定着液に浸す場合もあるようですが、この後に脱水作業があり、そのときに絞っておいた形が崩れることがあるので、今回は定着液に浸してから絞って模様をつけるようにしています。

タイダイ(Tie Dye)の染め方 ①
② 布を絞って模様をつける作業です。今回は “ 渦巻き状の模様 ” を染めたいので、布の中心(渦巻きの中心にしたい箇所)を指で摘んで、下の写真のようにクルクルと巻いていきます。結構、適当にやっても構わないのですが、きれいな渦巻きのほうが染め上がりもきれいなようです。また、「少し強い(きつい)かな!?」と思うくらい巻いたほうが、くっきりとした柄になります。

タイダイ(Tie Dye)の染め方 ①
③ 次に、巻き終えた②が崩れないように、6~8等分に紐で縛っておきます。染色後、この状態のまま脱水機にかけるので、紐が解けないようにしっかりと縛っておいたほうがよいです。ただ、あまりにも強く縛ると、縛ったところがムラになることがあります。縛った柄を作るか、作らないかもデザインの一つなので、このことも考慮して作業してください。

タイダイ(Tie Dye)の染め方 ①

今日の作業は、ここまで。次回は、いよいよ染色です。

タイダイ(Tie Dye)の染め方 ①
タイダイ(Tie Dye)の染め方 ②

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