新年 あけましておめでとうございます!
ひとつ屋がオープンしたのは2014年の6月のこと--。今年はちょうど10周年です。思い返せば、華々しいオープニングもなく、ひっそりと誰にも知られないままに始まりました。というのも、そのころは数年前にあった失意からようやく立ち直れたころで、それを繰り返したくなくて “冷静に落ち着いてやっていくこと” だけを考えていたからです。
そのころに書いたブログ『年の初めの断念――。』を読み返してみれば、当時の思いがリアルによみがえってきます。と同時に、10年前も今も、ドタバタと慌ただしいばかりの年末年始を過ごしている自分に “相も変わらず、成長していないな” と情けなくなってきます――😅
瞬く間に月日は流れ、その途中にはコロナがあって、休まざるを得ない時期もありましたが、ここまで来ることができました。どちらかといえば、人付き合いが上手ではない私が、ここまで来られたのは、受講生さんをはじめ、友人・知人など、とても親しくお付き合いいただけたからだと、心より感謝しています。まず、年の初めにそのことについて御礼申し上げます。
節目となる今年は、すでに様々な予定が目白押しです!
今後、随時お知らせいたしますが、いろんな催しをはじめ、楽しいワークショップを企画しています。ひとつ屋と伊賀の工房(古民家)や里山とリンクさせたマルシェなんかも計画していますし、スタッフのビジャヤ君の母国ネパールからのアイテムを紹介したり、台湾との文化交流も考えています。
もちろん! 草木染がメインではありますが、音楽を聴いたり、舞台を観たり—と、創作のプラスになることもたくさんやっていこうと、はりきっています!
10年前に、もう失敗はしたくないと誓った “冷静さ” と “落ち着き” が守れていたか? と問われれば、やはり右往左往するばかりの危うげな歳月だったと思います。ただ、開けても暮れても、ただただ ひとつ屋のことばかりを考えていました。
アニバーサリーを迎えることができた今年は “特別な1年” にしたいと心から思っています。24年のひとつ屋を楽しみにしていてください!
末文になりましたが、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。