カテゴリー: 制作風景

このカテゴリーでは、ひとつ屋で手作りしているアイテムの製作風景を紹介しています。実際の現場での手順や試行錯誤、完成に至るまでの過程を、そのまま記録しています。中には、思うようにいかず商品にならなかったものもありますが(笑)、そうした失敗も含めて、物づくりのリアルな一面として残しています。

  • ロウケツ染めの帯

    ロウケツ染めの帯

    ひとつ屋では、さまざまな“新しい”にチャレンジしています! なかでも以前から注力しているのが、着物(和装)です。先日にも投稿しましたが、それは “ひとつ屋らしいスタイル” のもの。“伝統にとらわれず、それでいて “和” を大切にしたもの” にしたいと考えています。
    ちなみに、今日はロウケツ染めの帯を染めています。
    ※’25年4月12日、13日に開催される『大大阪キモノめーかんえぽっく』でお披露目します。ぜひ楽しみにしていてください!


    ▼ 蝋置き

    ▼ 藍染め直後

    ▼ 脱蝋後、帯に仕立てます。


    Hitotsuya is always trying new things! One thing we’ve been focusing on for a while now is kimonos (traditional Japanese clothing). We posted about it the other day, but it’s something that is “Hitotsuya style, we want to make something that is not bound by tradition, but that still values ​​harmony.”
    By the way, today we are dyeing a batik obi.
    *It will be unveiled at the Osaka Kimono Mekan Epoch, to be held on April 12th and 13th, 2013. Please look forward to it!

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  • 草木染できるもの

    草木染できるもの

    草木染できるもの(草木染の魅力)は、布や糸などの繊維ばかりではありません。

    以前にも紹介しましたが、鹿革の草木染をはじめ、水牛の角も草木染することができます。ちなみに、水牛の角はメガネに加工されました。
    そして、布を染めることは、もちろんのことです。最後の写真は、天然染料だけで染めた布で、化学染料が登場する以前の技法です。

    これからも、天然染料の研究を続けていきます。楽しみにしていてください!


    ▼ 鹿革の草木染

    ▼ 草木染で型染した鹿革


    ▼ 草木染した水牛の角。メガネに加工されました。


    ▼ 天然染料だけで染めた布は、江戸時代の友禅や紅型の技法

  • 冬ごもりで製品づくり

    冬ごもりで製品づくり

    大阪から伊賀(三重県)に移り住んで丸6年。今年の冬は例年になく寒さが厳しい気がします。暖かい冬が当たり前になっていたので、老体にはこたえます—😅 めったに雪が積もることはないのですが、今年はちょいちょいこんな風景を見ることができます。

    ▼ 庭の “お狸さま” も凍えています。


    こういうときは無理をしないのがイチバン! 暖かな作業場で製品づくりに励んでいます。
    ちなみに、ひとつ屋では今年から本格的に “着物(和装)づくり” に取り組みます。もちろん、それは “ひとつ屋らしいスタイル” のもの。“伝統にとらわれず、それでいて “和” を大切にしたもの” にしたいと考えています。


    ▼ 一反(約12m)を天然染料で染めています。

    ▼ 板締め絞りの帯を作ろうと思っています。

    ▼ ロウケツ染めの下絵です。

    ▼ 西洋茜で染めています。

    今後、着物の制作風景も紹介しています。ぜひ! ひとつ屋の物づくりをますます楽しみにしていてください!


    It’s been six years since I moved from Osaka to Iga (Mie Prefecture). This winter feels colder than usual. I’m used to warm winters, so it’s hard for me as I’m getting older —😅 So, it’s best not to push yourself at times like this! I’m working hard on making products in a warm workshop.
    By the way, starting this year, we will be seriously working on making “Kimono (traditional Japanese clothing)”. Of course, it will be in the “Hitotsuya style”. We want to make something that is not bound by tradition, but still values ​​”harmony”.
    In the future, we will also be introducing the kimono production scene. Please do! Please look forward to more and more Hitotsuya products!


  • 沈殿藍(泥藍・藍錠)づくり(2)

    沈殿藍(泥藍・藍錠)づくり(2)

    今年も、ひとつ屋染織農園で栽培した藍で「沈殿藍(泥藍・藍錠)」づくりをしています。今年こそは染料として以外に、これで何か “ひとつ屋らしい製品” を作ってみたいとも考えています。

    前回までに、樽に入れて発酵させた藍の生葉を取り出して、消石灰を加えました。今回は、市販のバスポンプを使いこれに空気中の酸素を送り込んで青くさんか酸化させます。早速!前回の続きを始めましょう。

    ※ 詳しい作り方は『沈殿藍(泥藍/藍錠)の作り方』をご覧ください。
    YouTube ( https://www.youtube.com/watch?v=yWqyFwUr6Bk&t=315s )でも動画で紹介しています。


    工 程


    ▼前回までに、発酵させた藍液に消石灰を加えて発色(沈殿)させはじめています。

    ▼ このあと、樽の中身を猛烈に掻き回して酸素を送り込みます! と言いましたが、3000回以上は掻き回す必要があるうえに、せっかくの染料も飛び散るので、ひとつ屋では市販のバスポンプを利用して攪拌しています。
    沈殿藍(泥藍・藍錠)づくり

    ▼ 最初は藍色だった泡が白くなって、すっと消えるようになれば、攪拌終了です。
    沈殿藍(泥藍・藍錠)づくり

    ▼ これを1~2日、静置していれば、徐々に藍が沈殿していきます。

    ▼ 最後に、藍が流れ出ないように注意しながら上水(うわみず)を捨てます。

    ▼残った藍がペースト状になれば「泥藍」、完全に水分を飛ばして乾燥させれば「藍錠」です。

    以上が「沈殿藍(泥藍・藍錠)づくり」です。前回の『沈殿藍(泥藍・藍錠)づくり(1)』は、ここをクリックしてください。


    ※ 詳しい作り方は『沈殿藍(泥藍/藍錠)の作り方』をご覧ください。

    YouTube ( https://www.youtube.com/watch?v=yWqyFwUr6Bk&t=315s )でも動画で紹介しています。

  • 沈殿藍(泥藍・藍錠)づくり(1)

    沈殿藍(泥藍・藍錠)づくり(1)

    今年も、ひとつ屋染織農園で栽培した藍で「沈殿藍(泥藍・藍錠)」づくりをしています。今年こそは染料として以外に、これで何か “ひとつ屋らしい製品” を作ってみたいとも考えています。とりあえずは早速!沈殿藍づくりを始めましょう。

    ※ 詳しい作り方は『沈殿藍(泥藍/藍錠)の作り方』をご覧ください。
    YouTube ( https://www.youtube.com/watch?v=yWqyFwUr6Bk&t=315s )でも動画で紹介しています。


    工 程


    ▼ まずは一番藍の葉を摘んで水とともに樽に入れ、炎天下に置いて発酵させます。

    ▼ 容器には蓋をして、炎天下に置くこと1日目。

    ▼ 2日目

    ▼ そして3日目。このくらいの状態になったら、消石灰を投入します。

    ▼ よい藍色になりました。これから樽の中身を猛烈に掻き回して酸素を送り込みます。

    今日は、ここまでです。次回『沈殿藍(泥藍・藍錠)づくり(2)』では、藍が沈むのを待って取り出します。お楽しみに!このあとは、藍が沈むのを待って取り出します。

    ※ 詳しい作り方は『沈殿藍(泥藍/藍錠)の作り方』をご覧ください。
    YouTube ( https://www.youtube.com/watch?v=yWqyFwUr6Bk&t=315s )でも動画で紹介しています。