カテゴリー: 制作風景

このカテゴリーでは、ひとつ屋で手作りしているアイテムの製作風景を紹介しています。実際の現場での手順や試行錯誤、完成に至るまでの過程を、そのまま記録しています。中には、思うようにいかず商品にならなかったものもありますが(笑)、そうした失敗も含めて、物づくりのリアルな一面として残しています。

  • カラムシ織り ①

    カラムシ織り ①

    ▼この植物を知っていますか?

    ▼葉の裏が白いんです。

    この植物は 『カラムシ』 です。ちょっと変わった名ですよね。漢字で書くと 『苧麻』 だそうです。イラクサ科の多年草で、文字どおり、この植物からは麻のような繊維がとれます。綿が普及する以前は、カラムシの繊維で織った布を衣服にしたらしく、現在でも新潟県の越後上布や沖縄県の宮古上布、八重山上布などは〝高級な織り物〟として、カラムシの伝統が受け継がれています。

    いわば〝古代の布〟といえるカラムシ織り――。上布のような〝高級な織り物〟は無理でも、素朴な古代布のような布をカラムシで織ってみたくて、実は、ひとつや染料農園の片隅で栽培していました。で、このほど、ついに小さな小さな作品ができました。

    ▼それがこれです。

    これは小さな花瓶敷き(約20×40㎝)です。われながら上出来です。次回のブログで、作っている途中を紹介します。楽しみにしていてください。

  • 木と鉄の椅子 『さくら』 (鉄部編)

    木と鉄の椅子 『さくら』 (鉄部編)

    以前のブログ『やってみたいことがある』のなかで「染色用の型紙のデザインを新たな物づくりに生かしたい!」というようなことを書きました。そこで、まずは木と鉄で ↓ こんな椅子を作ろうと思っています。

    さらに先日のブログ(『木と鉄の椅子 『さくら』(イメージ図編)』)では、こんなイメージ図を紹介しました。


    ▼ 斜め前から見たところ
    木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編)
    ▼ 斜め後から見たところ
    木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編)


    それから数日がすぎ、鉄部が切り上がってきました。

    木と鉄の椅子 『さくら』 (鉄部編)

    ▼イメージ図どおりになっていますか?
    木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編) ▼鉄がこんなにも繊細に加工されています。ペン先と比べてみてください。すごい!!
    木と鉄の椅子 『さくら』 (鉄部編)

    ▼ これを黒染めします
    木と鉄の椅子 『さくら』 (鉄部編)

    このあと、サンドペーパーでアンティーク風に加工し、木部と組み合わせます。
    さて、そんなものができますやら。お楽しみに!!

  • アフリカンなバッグ(3)完結編

    アフリカンなバッグ(3)完結編

    ろうけつ染めで、コツコツと作ってきた『アフリカンなバッグ』が、ついに!! 完成しました!
    我ながら、かなり気に入っています!!

    アフリカンなバッグ(3)完結編

    底の部分は、手縫いで革のパッチワークにしました。
    持ち手にも切りっぱなしの革を使ってイルド感を出しています。それでも、補強のための裏革とステッチをしっかりとしてあります。

    アフリカンなバッグ(3)完結編

    アフリカンなバッグ(3)完結編


    制作途中のブログ 


    ◆『 アフリカンなバッグ(1)』
    ◆『 アフリカンなバッグ(2)』

  • 木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編)

    木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編)

    以前のブログ『やってみたいことがある』のなかで「染色用の型紙のデザインを新たな物づくりに生かしたい!」というようなことを書きました。そこで、まずは木と鉄で ↓ こんな椅子を作ろうと思っています。


    木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編)

    ▼ 後から見るとこんな感じです。

    木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編)

    ▼ 鉄の脚には、レーザー加工機で桜吹雪の透かし模様をいれる予定です。

    木と鉄の椅子 『さくら』 (イメージ図編)

    さぁ、どんなものができますやら!? お楽しみに!!

  • 自家製の泥藍(沈殿藍)づくり②

    自家製の泥藍(沈殿藍)づくり②

    前回の『 自家製の泥藍(沈殿藍)づくり① 』引き続き、『 自家製の泥藍(沈殿藍)づくり② 』です。


    前回までに収穫した藍を細かく刻んで水に浸して発酵させています。
    上の写真が1日目。下の写真が3日目(葉から色素が出て水が青くなっています)。

    自家製の泥藍(沈殿藍)づくり①

    自家製の泥藍(沈殿藍)づくり②

    藍(葉)を濾しとり、消石灰を加えて撹拌します。

    自家製の泥藍(沈殿藍)づくり②

    自家製の泥藍(沈殿藍)づくり②

    撹拌を終えて置いておくと藍が沈殿します。この状態が泥藍(どろあい)です(↑の写真)。
    完全に干し上げて粉砕するとパウダー状になって保存が容易です(下の写真)。

    自家製の泥藍(沈殿藍)づくり②

    自家製の泥藍(沈殿藍)づくり②


    ところが、毎年 僕が作る泥藍(沈殿藍)は、紺色というより〝アッシュブルー〟になってしまいます。僕は、この色が好きなのでいいので、いい!! といえば、いいのすが、もっと濃い色が欲しいこともあります。僕の作り方の問題なのか? それとも藍の育て方の問題なのか――? もう少し自家製泥藍(沈殿藍)には研究が必要そうです。


    ※ 詳しい「泥藍(沈殿藍)」の作り方は『沈殿藍(泥藍)の作り方』のページをご覧ください。