大阪でも梅雨が明け、連日のように酷暑が続いています。毎年、この時期に行っているのが「沈殿藍(泥藍)」作りですが、今年は“自家製の藍で灰汁発酵建て” つまり!100%ひとつ屋オリジナルの藍染め!! に挑戦しようと思い、まずは収穫した藍の葉を乾燥させることにしました。
春にまいた藍の種( 『藍の種まき。と、大靑(たいせい)?』 )が夏の日差しのもと生長し、梅雨が明けるころには収穫できるほどになりました。
今年の藍は葉が大きく、とても良いものが”一番藍(一番刈り)”の収穫できました。まずは、これを晴天が続く日を確認し、天日に干して完全に乾燥させます。これが完成したものです。
乾燥させることで緑色だった葉が紫色というか藍色というか—、インジゴが生成されて色が変わります。刈り取った藍の株に肥料をやり、雑草を抜いたり、虫除けしたりして再生させ、晩夏には”二番藍(二番刈り)”を刈取ります。これらを合わせて秋に「すくも(乾燥させた藍葉を発酵して作る染料)」を作る予定です。また、一部は「乾燥藍葉の煮染め」を行うつもりです。ぜひ!楽しみにしていてください。