三重県伊賀市の古民家を将来は工房にしたい!という思いからDIYでリノベーションしています。前回の作業(「広いリビング・ダイニング計画 part5」)から少し間があいてしまいましたが、このお盆休みに頑張って作業を進めてきました。
ちなみに「広いリビング・ダイニング計画」とは、旧ダイニング・キッチンと旧応接間の二つの部屋を一つの“広いリビング・ダイニング”にDIYでリフォームしようとするものです。下の写真のように、前回までに二つ部屋は大きな部屋となり、その間にあった廊下の天井は雨漏りで傷んでいたので取り払って屋根裏を丸見えになっている状態です。
今回の作業は、とにかく!! シンクの復旧を目指すこと!! です。というのも、劣化して痛んでいた床を張り替える工事にため、設置されていたシンクなどを取り外しているのですが、これでは料理や洗い物ができず、かなり不便な暮らしをしているからです。ちなみに “貧乏リノベーション” なので、シンクも再利用する予定です—。
↓ リノベーション前は、こんな状況でした。
↓ 今はこんな状態です。
↓ シンクの上にあった使いづらい天袋をとったので、屋根裏が見えてしまう状態。シンクを元の状態に戻すことができません。
なので、料理も洗い物のできないというわけ。作業ばかりの日々なので、昼はインスタント、夜はBBQで調理と洗い物がない食生活を過ごしていますが、それもそろそろ飽きてきたので、とりあえず、シンクを戻して“ふつうの食事”ができるようにします。
↓ まずは解体時の残骸――リノベーションに不要なものを取り除いて新たに下地を作ります。
↓ そこへ端から順番に杉板を張っていきます。
木材の性質から考えると杉材では少し不安もありますが、無垢板なので造作と仕上げを同時に進めることができます。しかも、素人にも扱いやすいサイズ感です。これを順番に張ってオイルステインを塗り、最後に塗膜の厚いニスでも塗れば何とかなるだろうと思っています。予算も時間もないリノベーションには、ピッタリな材料です。
↓ 正面(壁面)を張った後に、同様に天井も張っていきます。
↓ 正面、両サイドの壁面、そして天井と、すき間なく丁寧に張っていけば完了です。
これにオイルステインとニスを塗って完成させる予定です。やっとここで “ふつうの食事” ができそうです(笑)。
次回は、かつて雨漏りをしていた旧廊下の天井にリノベーションについて書きます。ぜひ!お楽しみにッ!!
ひとつ屋オリジナルのDIY用装飾金物は、1×4材に特化した「補助金具としての実用性」と「飾り金具としての装飾性」を兼ね備えた〝おしゃれで便利な金物〟です。この金具を用いることで、ドライバー(ねじ回し)1本で、イスやテーブル、シェルフなどが、おしゃれに簡単に作ることができます。詳しくは 『DIY 装飾金具』 をご覧ください。