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ゲットウ(乾燥月桃葉)50g ◆ 草木染(材料)天然・植物染料

ショウガ科ハナミョウガ属のゲットウ(月桃)は、常緑性多年草で熱帯から亜熱帯のアジアにかけて分布しています。日本では沖縄県で広く自生し、一部は九州南部にも分布しています。ショウガのような根茎が横に伸び、そこから茎(偽茎)を出して次第に大きな株になり、初夏のころには花を咲かせ、やがて実(種)を結びます。

古来、その実のほか、花や葉、根茎が人によって利用されてきました。さわやかな芳香を放つゲットウには、高い抗菌と防腐作用があり、お茶などの飲料用をはじめ、食用、薬用、アロマオイルなどに使われてきました。

また近年は染料としても用いられ、優しい色に染まるので人気を集めています。染料として用いる場合にも葉を煮出すので色と同時に香りを楽しむことができます。ぜひ!月桃染めにチャレンジしてみてください。
※ この月桃は、ひとつ屋染料農園で無農薬・有機肥料で栽培したものです。


▼ 乾燥月桃葉
ゲットウ(月桃)50g ◆ 草木染(材料)天然・植物染料

▼ 月桃染めの色見本
ゲットウ(月桃)50g ◆ 草木染(材料)天然・植物染料


▼月桃(ひとつ屋染料農園より)
ゲットウ(月桃)50g ◆ 草木染(材料)天然・植物染料

▼月桃の花(ひとつ屋染料農園より)
ゲットウ(月桃)50g ◆ 草木染(材料)天然・植物染料


※月桃染めの色合いは上記の掲載のカラーサンプルをご参照ください。
※50gでTシャツ1枚、または大き目のストール1本を染めることができます(素材や染め方によって濃度や色味が異なります)。


ゲットウ(月桃)の染め方


① 乾燥月桃葉を弱火で40分ほど焚いて火を止め、ひと晩放置します。
② 翌日、再び ① を火にかけ、ひと煮立ちさせてから、ひと晩放置します。
③ 3~5回、この作業を繰り返して色の濃い染料を作ります。
④ 布やザルで月桃葉を濾し取った染料に布や糸を浸して弱火で40分ほど焚いて染めます。色むらにならないよう、時より攪拌してください。染色後、染料を捨てないでください。
⑤ 染め上がった布や糸は、ぬるま湯で軽くすすいで好みの媒染剤に40分ほど浸して発色・色止めをします。
⑥ これをぬるま湯ですすいで、④ で取りおいてきた染料に戻します。
⑦ それが「好みの色(濃度)になれば、染料から引き上げ、ぬるま湯でよくすすぎ、風通しのよい日かげで乾燥すれば完成です。


参考作品


月桃で染めた ウール生地とコットン生地を剥ぎわせて作ったベスト。月桃らしい優しいピンクが印象的です。
ゲットウ(月桃)50g ◆ 草木染(材料)天然・植物染料


草木染染料販売


◆ ひとつ屋の植物染料について
ひとつ屋で取り扱う植物染料は、もともと生薬として販売されているものをはじめ、私たちが染め物や織り物に用いられる植物ばかりを育てている“ひとつ屋染料農園”で自家栽培したものです。
それらは可能な限り農薬や化学肥料を使っておりません。そのため、充分に注意はしておりますが、まれに虫などが混入している場合がございます。染料としての品質に問題はございませんので、あらかじめご了承ください。
安全でナチュラルな作品づくりに、ぜひ!お役立てください。


草木染用植物染料は、Amazon、楽天Yahoo!creemaminne などでも販売しています。

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