数年前のブログ『インド藍を栽培する』で、ペン先のほどの小さなタネをプランターに播いたことを書きました。
しばらくすると、双葉が出てスクスクと生長するはずだったのですが、ネットで調べても育て方が分からず、枯らしてしまいそうになったこともあります。
それでも、なんとか回復して夏には花を咲かせ、たくさんのタネを付けてくれました。
しかし、本来は熱帯の植物――。冬になれば、室内に移しても葉が落ちて次々に枯れてしまいました。もうダメかと思っていましたが、今年の春になって気温が上がってくると、三つの株から新たな芽が吹き出し、どうやら冬越ししたようです。夏には随分と大きくなり、少し涼しくなった先日、切り戻しを兼ねて“初の収穫”をし、沈殿藍(泥藍)を作り始めました。
インド藍で沈澱藍(泥藍)を作るのは初めてです。例年、蓼藍(タデアイ)で作っているのと同じ要領でいいのか!? ちょっと不安もありますが、このまま作業を続けます。またの機会に結果を報告します。