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山桃染め

先日、このブログで「ヤマモモの樹皮」を紹介しました。そこで紹介したとおり、古くからヤマモモの樹皮は良質な染料として用いられてきました。これで染めた「媚茶(こびちゃ)」という色が、江戸時代の天保年間に流行したらしく、その名前の由来は「異性に媚(こ)びるような艶っぽい色」という意味だそうです。なんか、すごいネーミングですよね。その色は、やや黒ずんだ黄褐色 だそうです。

「媚茶」が出せるかは分かりませんが、このヤマモモの樹皮でシルクのストールを染めています(※下の写真)。この作業を終えると次は媒染です。さて、どんな色に仕上がりますやら!? お楽しみに!

山桃染め

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