ご近所の菜園の一角を借りて始めた【ひとつ屋染織農園】。その名のとおり “染織にかかわる植物” ばかりを栽培している小さな小さな農園です。しかし、こうして改めて染織植物を探してみると、思った以上に手に入れるのが難しく、小さな農園さえも、いっぱいにはならない状態です。
現在のところ、蓼藍(たであい)を中心に、インド藍、ウコン、マリーゴールド、レモングラス、コリウスなど、染料になる植物ばかりを育てています。どれも夏の日ざしのなか、元気よく育っています。まさに、ひとつ屋染織農園は “夏まっさかり” といった感じです。
秋には、アイヌの民族衣装を染めたといわれる藍の一種「蝦夷大青(えぞたいせい)」と同種の「ウォード」というアブラナ科の植物を育ててみようと計画中です。