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ネパール(ヒンズー)と日本の伝統文化のコラボ!

ひとつ屋には、ネパールから来たスタッフのビジャ君がいます。透き通るような大きな目が印象的な好青年です。でも、彼と出合う前の私にとってのネパールといえば“ヒマラヤ!”くらいしかありませんでした。ところが、彼といろいろと話しているうちに、そのイメージは変わりました。

特に大きく変化したのが「ヒンズー教」について――。正直のところ、それまでは、どこかおどろおどろしい印象があったヒンズー教なのですが、よくよく話していると、仏教の考え方にも近く、とても穏やかな教えのようです。私の実家は真言宗なのですが、その影響を受けた宗派らしく、よく似た仏(神)が存在しています。

今回の写真は、そんなヒンズー教徒が結婚式などで体に描く「メヘンディ」の模様のなかから蛸(たこ)のデザインを日本の伝統的な染色用型紙に起こし、糊置きしたものです。まだ何に仕立てるかは未定ですが、まずは柿渋か藍で染めてみようと思っています。ネパール(ヒンズー)と日本の伝統文化のコラボレーションです! 何ができるか、楽しみにしていてください!

ちなみに、「メヘンディ」はヒンズー語で「ヘナで肌を染める」や「ヘナで肌に模様を描く」ということを意味しているそうです。

▼ 糊を置い状態。

▼ 糊置き作業中。

▼ 染色用の型紙に起こしたメヘンディのデザイン。

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