▼ 2015年、10月のある晴れた日、ひとつ屋 染料農園の一角で紅花(ベニバナ)を栽培しようと、その種を蒔きました。
紅花はエジプトが原産といわれ、古来 世界各地で栽培されてきました。シルクロードを経て日本に渡来したのは、4~5世紀ごろだそうです。平安時代には現在の千葉県で栽培され、江戸時代の中ごろからは山形県の最上(もがみ)地方が有名な産地となりました。ところが、明治時代に入り、化学染料が普及するにつれて紅花の栽培は次第に衰退していったそうです。そんな紅花で染めてみようと、本格的に栽培を始めました(寒い地方では春に種を蒔くそうですが、暖地では秋に蒔いて大きく育てたほうが収穫量を多くなるということなので、秋蒔きにチャレンジすることにしました)。
▼ 紅花の種で、ポットに蒔きました。
▼ 3~4日もすると芽がでます。その後、本葉が出だしたころに菜園に移植しました。
来夏の収穫まで栽培記を報告します。楽しみにしていてください!
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