タグ: 染料植物

  • 早く寝よッ!と

    早く寝よッ!と

    夏の終わりに生活スタイルの変化があり、ほとんど毎日、朝起きてから夜寝るまで物づくりができる環境にいる。今は、12月4日~9日(11:00~18:30 / 最終日 ~16:00)に大阪・天満橋の「マルゼンボタンギャラリー」さんで開催される『クリスマス ―― 冬の贈り物』展に出品する作品づくりに追われている。

    以前は「一日中作品が作れる環境であればどれほどいいだろう」と、そんな暮らし方に憧れていたが、いざ望んでいた環境になってみれば、「あれもしたい! これもしたい!」と思っていたことの半分もできていない。

    なので、どうしても毎晩とても遅くまで作業をしてしまう――。おかげですっかり寝不足である。今日も、まだまだやりたいことはあるが、これ以上すれば、体調を崩してしまいそうなので、今日は早めに寝るとする。

    もうこいつも睡魔には勝てなさそうである–🥱

     

     

  • とはいえ、けっこう本気なんですよねーー。

    とはいえ、けっこう本気なんですよねーー。

    織り物をしていても、編み物をしていても—、それは自分の本分ではないことを自覚しています。でも、草木染で身近なアイテムを作るとなると、どうしても織り物や編み物の技法が必要なんです。ところが、いくら勉強と努力を繰り返しても、うまくなりません。ときに投げ出したくなることさえあります。もうすでにどれほどの糸と時間を無駄にしたことでしょうか—😭
    もちろん、大家の先生のようになりたいわけではありません。ただ“草木染の素朴な美しさ”を身近なアイテムで表現したいとは思っています。

    私の技量でできる、私にしかできないものは何か――🤔

    な~んて、こんな年齢になった今も、そんなことを考えているから、いつまでたっても成長しないんでしょうね—😖


    ▼ 以降錯誤の連続。これらの糸で新たな雰囲気に作品にチャレンジしようと思っています。

  • 大収穫祭!

    大収穫祭!

    今年の秋は、ひとつ屋での展覧会に始まり、神戸での素材博、そしてマルゼンボタンでのクリスマス展—と、イベントがめじろ押しでした。なので、畑の管理がおろそかになり、ようやく秋の収穫できたのは先日のことです。今日は【ひとつ屋染織農園】で収穫した作物を紹介します。


    ▼ まずはジャガイモ! 秋に植えたもので、少しだけ収穫することができました。
    大収穫祭!

    ▼ 大量に収穫できたのが里芋!  この畑は里芋に向いているようです。
    大収穫祭!

    ▼ 芋シリーズの最後が、サツマイモです。
    大収穫祭!

    ▼ サツマイモは少ししか収穫できませんでした。栽培方法が悪かったうえに、何者かに食べられています😱
    大収穫祭!

    ▼ ショウガが1個だけ—😭
    大収穫祭!

    ▼ 荏胡麻も収穫できました。
    大収穫祭!

    ▼ ピーナッツ🥜 これは結構たくさん収穫できました。🍺が楽しみです。
    大収穫祭!

    ▼ そして、今年最も嬉しかったのがキウイの収穫でした。例年のように欲張らず、摘果と剪定を重ねて丁寧に育てました。すると大きくて美しい実がたくさん収穫できました。
    大収穫祭!

    そもそも、ひとつ屋の農園は染織にかかわる和綿や養蚕用の桑、そして藍などの植物ばかりを栽培しています。こうして、その一角で自分たちが食べるものを作っていますが、まだまだ勉強が必要なようです――。来年は、食べるもの栽培も勉強して、もっと収量をUpしたいと考えています。まずは、冬に来年用の畑作りを頑張ります!

  • 収穫の喜びと新たな挑戦!

    収穫の喜びと新たな挑戦!

    三重県の伊賀市に古民家を購入したのは2018年の初夏のこと(『伊賀工房のはじまり』)。意気揚々と始まった古民家ライフですが、その年の冬に始まったコロナのせいで出鼻をくじかれることになりました。いく度も発出されては解除されるという行動制限の合間を縫うようにセルフリノベーションが始まり、それにようやく終わりが見えたのは今年の春のこと。その後、直ちに当初の目的だった草木染のために植物を栽培する圃場の整備をはじめ、自家製シルクのための桑畑や蚕(養蚕)部屋づくりに取り掛かれたのは春を過ぎたころでした。


    ▼ 2018年の春に三重県伊賀市に購入した古民家。
    伊賀工房

    ▼コロナ禍で続けていたセルフリノベーション。
    #02 草木染【古民家工房】セルフリノベーション

    ▼ 2022年の春に始めた染料植物のための圃場の整備。
    放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培


    長らく放棄されていた放棄地を耕し、初めてとなる今年(2022年)は綿や桑を中心に、いくつかの染料植物を試験的に栽培してみました。と同時に始めたのが蚕(養蚕)部屋づくり。

    ところが、あくまでド素人の作業――。染料農園では固く締まった放棄地の耕作に苦戦し、夏の炎天下、さらには刈っても刈っても生える雑草には閉口しました。蚕(養蚕)部屋づくりでも、春に始まったロシア・ウクライナ戦争と最近の円安のために、材木の値段が驚くほどに高騰し、できるだけ廃材を再利用しなければならず、思うように作業を進めることができていません。

    それでも、秋の深まりとともに“収穫の時”を迎えることができました。

    ▼ 和綿(三河木綿)を植えた畑では、想像していた以上の量と良質のワタを収穫することができました。

    ▼ 枝に付いたまま完熟(← 適切な表現かは不明です)させると、ふっくらとした綿になるような気がします。

    ▼ 藍(タデアイ)の実(タネ)です。今年は、藍葉を収穫することより、タネを得ることを目的に栽培しました。来年からは、このタネで耕作地を広げようと思っています。

    ▼ 特に今年、新たにチャレンジしたのがマリーゴールドの栽培です。なぜか? マリーゴールドとの相性が悪く、いつも思うような収穫ができていなかったのですが、ようやくうまくいきました!


    今、ようやく長年の夢がかないつつあります。まずは、ここで栽培した植物の多くに、思っていた以上の収量があったこと、さらには植え付け(種まき)から収穫の過程が今後も継続できそうなことを確認することができました。

    ただ、いつものことながら、一つの壁を克服すれば、また新たな壁に行く手を阻まれます――。次なる問題は、綿打ちです。さすがに製麺機を用意するわけにはいかず、なんとか自分たちの手で、以前に紹介した「がら紡(『ひとつ屋に「がら紡」がやってきました!』)」にかかる状態にカードしたいと考えています。まだまだ、ひとつ屋のチャレンジは続きます! 今後とも、よろしくお願いいたします。

  • マリーゴールドの染め方

    マリーゴールドの染め方

    マリーゴールドは、キク科コウオウソウ属(マンジュギク属)のうちでも栽培されるものの総称で、アメリカ大陸の熱帯と温帯にかけて約50種が分布します。園芸店では「フレンチ」や「アフリカン」などと表示されていますが、すべてがメキシコ原産でフランスやアフリカとは無縁だそうです。江戸時代には日本へ伝えられ、「千寿菊」や「万寿菊」と呼ばれていました。


    ▼ 色とりどりの花を咲かせるマリーゴールド。

    晩春から初冬まで次々に花を咲かせるマリーゴールドはガーデニングでも人気で、街角でもよくみかけます。その花や枝葉はよい染料になり、安価なうえに育てやすい植物なので、ぜひ!マリーゴールド染めにチャレンジしてみてください。では、早速!その染め方を紹介します。


    マリーゴールドの染め方


    ① 今回、染めるのはシルク(左)とコットン&レーヨン(右)のストールです。


    ② 被染物を「煮洗い」します。煮洗いとは、染めるものに含まれている汚れや油分、糊などを焚いて取り除くことをいいます。一見、きれいで真新しい布(生地)でも煮洗いは必要です。この作業をしたものと、そうでないものでは染め上がりに随分と差がでます。方法は至って簡単です。布の重さの30倍ほどの水に洗濯用中性洗剤を適量(いつもの洗濯と同じ割合)を加え、沸騰する直前の温度で30分ほど炊きます。後は、ふつうにすすいで脱水してください。

    ※ここでポイントです。草木染では、すべての工程でステンレスかホーローの鍋を使ってください。また、その他の道具でも鉄やアルミ、銅のものは使わないでください。その理由は後述します。

    煮洗いを終えて一旦 乾かした布の場合、染料の浸透をよくするために「地入れ(ぢいれ)」と呼ばれる作業を行います。「地入れ」なんていうと、すごい作業のようですが、ただ単に染めるものを30分ほど水に浸けておくだけです。煮洗い後、乾かさずに染める場合、この作業は不要です。


    ③ 今回は乾燥させたマリーゴールドの花を使いますが、茎や葉でも同様に染まります(乾燥マリーゴールド(染料)は、ひとつ屋でも販売しています。ぜひ!ご利用ください)

    ④ 8リットルの水で50グラムの乾燥マリーゴールドを約40分煮出します。煮立たせず、じっくり色を抽出しましょう。

    ⑤ 約40分後、できた染料からマリーゴールドを濾し取ります。


    ⑥ いよいよ染色です。染料にストールを浸して染める「浸染(しんせん)」という方法です。この染料のなかでストールをゆったりと泳がしながら約40分染めます。

    ⑦ 40分ほど染めたのち(ちなみに、染めた色に「正解」はありません。あくまで自分が好きな色の具合になれば終了です)染液から引き上げ、バケツなどに溜めた水に入れて余分な染料を洗い流します。ゴシゴシ洗わず、水のなかで振り洗いする程度です。

    ⑧ これを手で軽く絞り、媒染液に浸けます(シルクのストール)。黄色に発色させるための媒染剤は「明礬(ミョウバン)」です。スーパーの漬物売場などで売っているもので大丈夫です。これを8リットルのぬるま湯に10グラムを入れてよく溶かし、軽く絞った染めた布を浸します。このときも、染色のときと同様に、均等に媒染液が布に触れることを意識しながら、ときより広げるようにして動かして30分ほど浸けます。

    ⑨ 次に、コットン&レーヨンのストールをオレンジ色に発色させるためにチタンの媒染剤を用います。媒染の方法は⑧と同様です。

    媒染液に浸すと、みるみるうちに色が変わっていきます。ご覧のとおり、媒染剤の違いによって、異なった色に発色します。これが草木染です。植物染料と媒染剤の組み合わせで、同じ染材で染めても全く違った色になります。


    ※ここでポイントです。前述の金属製の道具についてです。このように植物の成分と金属イオンが結びついて発色するのが草木染の原理なので、その工程で鉄やアルミなどの金属製品を使うと思わぬ色に発足してしまうことがあるので、それらが使えないというわけです。


    ⑩ 媒染によって発色させた後は、よく水洗いをし、シワにならないように広げて陰干しすれば完成です。とてもいい色になりました。左がコットン&レーヨンで右がシルクのストールです。


    今回はシルクとコットン&レーヨンのストールをミョウバンとチタンの媒染剤で染めましたが、繊維の種類や媒染剤を変えることで、さらに違った色を楽しむことができます。下記のカラーサンプルを参照ください。
    ※ウールを含めて上記の染め方で染めたカラーサンプルです。ぜひ! マリーゴールド染めにチャレンジしてみてください。



    草木染染料販売


    ◆ ひとつ屋の植物染料について
    ひとつ屋で取り扱う植物染料は、もともと生薬として販売されているものをはじめ、私たちが染め物や織り物に用いられる植物ばかりを育てている“染織ファーム”で自家栽培したものです。
    それらは可能な限り農薬や化学肥料を使っておりません。そのため、充分に注意はしておりますが、まれに虫などが混入している場合がございます。染料としての品質に問題はございませんので、あらかじめご了承ください。
    安全でナチュラルな作品づくりに、ぜひ!お役立てください。

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    マリーゴールド(根を除く全草) 50g ◆ 草木染(材料)天然・植物染料


    そのほかに、Amazon、楽天Yahoo!creemaminne などでも販売しています。