タグ: 染料植物

  • 飛び斜紋のマフラーを織っています。

    飛び斜紋のマフラーを織っています。

    桑で染めた糸(経糸)と五倍子で染めた糸(横糸)でマフラーを織っています。「飛び斜紋」や「乱れ斜紋」と呼ばれる織り方で、二色の糸を使いながらも一体感のある“大人っぽい雰囲気”のマフラーにしたいと思っています。織り上がりを楽しみにしていてください。

    I am weaving a scarf with mulberry-dyed yarn (warp) and gallnut-dyed threads (weft). I would like to make a scarf with a calm color and an “adult atmosphere”. Please look forward to the completion!

     


    五倍子


    ゴバイシ(五倍子)

    五倍子は「ヌルデ(ウルシ科ヌルデ属の落葉高木)」にアブラムシが寄生することによってできる虫癭(ちゅうえい)。ここに豊富なタンニンが含まれており、古くから染料として用いられたり、革をなめすときに使われたりしてきました。特に、草木染では日本の伝統色でもある「空五倍子色(うつぶしいろ)」と呼ばれる褐色がかった淡い灰色を染めることができます。ちなみに、お歯黒を染めるにも、この五倍子が使われていました。



    https://www.creema.jp/item/9841556/detail


    https://item.rakuten.co.jp/hitotsuya/ksk005a/

  • インドアカネのストール

    インドアカネのストール

    先日来、織っていたマフラーがようやく完成しました。インドアカネで染めた シルク&ウールの糸を4枚綜絖で織った“バードアイ”といわれる模様です。これは“かわいい”をイメージしたものですが、次は同じ柄でも“シックで大人っぽいもの”を作りたいと思っています。楽しみにしていてください!

    I completed a shawl that I had been weaving for a few days. It is a pattern called “bird eyes”, which is made by weaving silk and wool yarns dyed with Indian madder with a hand-loom. I made this with the image of “kawaii”, but next time I would like to make “chic and mature” with the same pattern. Please look forward to!

    インドアカネのストールができました。

    インドアカネのストールができました。

     

  • 【草木染/藍染】沈殿藍の作り方

    【草木染/藍染】沈殿藍の作り方

    「沈殿藍」は「泥藍(どろあい)」とも呼ばれ、古くからインド藍や琉球藍で用いられてきました。日本各地で栽培されてきた蓼藍(タデアイ)でも、同様の方法で藍色成分(インジゴ)を抽出することができます。今回の動画では〝蓼藍による基本的な沈殿藍の作り方〟を紹介します。慣れてしまえば簡単にできるので、ぜひ!チャレンジしてみてください。
    ▼ YouTube に「沈殿藍の作り方」の動画をUpしました。
    ぜひ!ご覧ください。
  • 【染料植物図鑑】インドアイ

    【染料植物図鑑】インドアイ

    染色では「インド藍」という名前がよく使われますが、これは植物名でなく、マメ科コマツナギ属(学名 :Indigofera)の植物のなかもで葉や幹からインジゴ(藍色成分)を得ることができるものの総称です。コマツナギ属の植物事態は750種以上もあり、日本でも本州から九州に広く分布していますが、インジゴはとれません。

    ちなみに、インド藍は「木藍」ともいわれるので、ひとつ屋では何年も “木になること” ――つまりは多年生植物であることをイメージして栽培していました。なので冬の管理にとらわれ、温室状態を作ってみたり、暖房のきいた室内においてみたりしましたが、冬には枯れてしまいます。たとえ冬を越したとしても、その後しばらくすると枯れてしまいます。

    考えてみれば、綿も「木綿」と書きます。本来は多年生植物だと聞いたこともあります(未確認です)が、日本では綿の株を何年にもわたって栽培しません。そこで “発想の転換”をして「木藍」と呼ばれるインド藍も多年生植物ではなく、一年生植物として栽培しています。

    ※2019年より、この栽培サイクルに切り替えています。


    育て方(栽培記録)


    ▼9月29日(2020)。花が咲く。このころ、株の周辺に追肥する。
    インド藍の花が咲いている

  • インド藍の花が咲いている。

    インド藍の花が咲いている。

    ▼ 以前、インド藍について、こんなブログを書きました。


    「木綿」と「木藍」


    インド藍は「木藍」ともいわれるので、何年も “木になること” ――つまりは多年生植物であることイメージして栽培していました。なので冬越しにとらわれ、試行錯誤を重ねてきましたが、暖房のきいた室内でさえ冬には枯れてしまいます。たとえ冬を越したとしても、その後しばらくすると枯れてしまいます。

    考えてみれば、綿も「木綿」と書きます。本来は多年生植物だと聞いたこともあります(未確認です)。しかし、少なくとも日本では一つの株を何年にもわたって栽培しません。そこで “発想の転換”をして「木藍」と呼ばれるインド藍も多年生植物ではなく、一年生植物として栽培しようと思います。

    確かに、最初に数粒の種を入手して栽培を始めたとき、マメ科の植物だけあって、その成長の早さに驚いたことがあります。春に種をまけば、夏には2メートル近くに成長します。

    そっか、そっか!綿と同じように栽培するれば、いいのかもしれませんね!


    そこで、ひとつ屋染料農園では、その栽培を始めました。

    ▼そして今、去年とれた種から育てたインド藍が花を咲かせてくれています。

    種を蒔く時期、繁茂期、そして花が咲く季節と種が採れるころ・・・。そのサイクルと、何となくの栽培方法が分かってきたので、今年も昨年と同じように種が採れれば、来年からは本格的に栽培して染料を作ろうと思っています。
    楽しみにしていてください!