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  • ひとつ屋シルク

    ひとつ屋シルク

    ひとつ屋が養蚕に取り組み始めたのは’21年の早春のころ。まずは蚕のエサとなる桑を植えたのがスタートでした。
    その後、並行して試験的に蚕を飼い始め、昨年からは小規模ながら本格的な養蚕を始めました。

    ところが、近年の暑さとタイミングの悪さが相まって思うような結果を出すことができていません。今年も、養蚕を始めたい時期とイベントが重なったり、未曾有の暑さだったり—で、飼育に苦戦していました。

    そこで、意を決して養蚕農家の大家に相談せていただいたところ、こころよくご指導いただき、なるほど! と得心することばかりでした。そして現在、少し状況は改善され、蚕たちは繭を作り始めています。

    試行錯誤、いや! 周章狼狽している “ひとつ屋シルク” ではありますが、少しずつ確実に進歩はしています!
    今回、ご指導いただいたことを踏まえ、秋には本年2回目の養蚕にチャレンジする予定です。
    ぜひ! 楽しみにしていてください!


    関連ブログ


    2021年3月1日投稿『ひとつ屋の桑園がスタートしました!』

    2024年8月16日投稿『ひとつ屋シルク収繭!』

  • ひとつ屋シルク「繭が糸になるまで(紡ぎ)」編

    ひとつ屋シルク「繭が糸になるまで(紡ぎ)」編

    ひとつ屋では放棄耕作地を再耕し、桑の栽培から始めた“国産シルク製品づくり”に取り組んでいます。以前のブログ(『ひとつ屋シルク「蚕が繭を作るまで」編』)では、卵から育てた蚕が繭になるまでを書きましたが、今回は『ひとつ屋シルク「繭が糸になるまで」編』と題して、収穫した繭(収繭)を糸にするまでを紹介します。


    ▼ できたばかりの繭。とても美しいのが印象的です。
    ひとつ屋シルク「蚕が繭を作るまで」編

    ▼ 今回は、繭の先端を切って蛹(さなぎ)を取り出したものを使用します。ちなみに、取り出した蛹は爬虫類などのエサとなります。

    ▼ まずは繭を布の袋に入れ、重曹を加えた熱湯で焚きます。 

    ▼ 焚き終えた繭は、袋に入れたまま流水でよくすすぎます。

    ▼ すすぎが終わった繭は袋から出して乾かします。

    ▼ 乾いた繭を、ひとつ一つ丁寧に紡いでいきます。

    ▼ 蛹を取り出してからの作業なので、とても白く美しい糸を紡ぐことができます。なお、▲ 次回(以降)は、この糸を織るシーンを紹介します。


    コメント

    笹に覆われた放棄耕作地を再耕して養蚕の準備を始めたのは2018年(当時のブログ『伊賀工房のはじまり』をご覧ください。)。無謀な取り組みは、本当に“右往左往”と“試行錯誤”の連続でした。今も生産量は少ないし、たくさんの問題点もあります。これららも、小規模ながらのメリットをいかした “古い時代の養蚕” にチャレンジしたいと思っています。これらの ひとつ屋を楽しみにしていてください!
    なお、上記の糸紡ぎの方法は「ずり出し」の技法をもとに、ひとつ屋で考案したもので、伝統的な技法とはいえません。ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

  • 自作で養蚕場(3)

    自作で養蚕場(3)

    以前のブログ『自作で養蚕場(2)』の続きです。

    草木染工房 ひとつ屋では今年(令和5年/’23年)から小規模ながら本格的に養蚕をスタートさせるために蚕を育てるスペース(養蚕場)をDIYで作っています。前回までに、蚕を育てるためのスペースの間仕切りと作業部屋を作りました。

    ひとつ屋では蚕を浅ザル(干しザル)のようなものに入れ、棚に置いて育てる「棚飼い」をする予定なので、今回はザルを置くための棚と作業台を作りました。ちなみに、“蚕は風が育てる”というほど、養蚕には通気性が必要です。蚕をザルのようなもので育てるのもそのためです。


    ▼ まず、蚕を育てるための棚を作ります。ところが、設計図はなし、材料もなしで作り始めてしまったので、思った以上に時間がかかってしまいそうです。

    自作で養蚕場(3)

    ▼ 何とか材料(廃材)を集めて作業を進めます。60cm四方の浅ザル12枚を置く予定で棚を作ります。

    自作で養蚕場(3)

    ▼ 通気性をよくするために棚板が使えないので、すべてを棒状の角材で組まなければなりません。ところが、面がないので耐久性がなく、各段に筋交いのような補強を行う必要があります。この取り付けに時間がかかってしまいました――。

    自作で養蚕場(3)

    ▼ 丸一日かかって、ようやく完成! ザルが引き出せるよう棚には段差がありません。これにも時間がかかってしまいました。

    自作で養蚕場(3)

    ▼ さらに、廃材を集めて蚕の世話をするための作業台も作りました。

    自作で養蚕場(3)

    ▼ 養蚕棚と作業台――。いい感じに完成しましたよ!

    自作で養蚕場(3)


    自作での養蚕場づくりも、いよいよ終盤です! 次は、この作業場に流し台を設置するための水道工事です。さらに、作業部屋の塗装などをすれば完成です!

    追記/ひとつ屋で養蚕を担当するのは“妻”の予定です。この棚と作業台は、8月が誕生月だった彼女への“手作りプレゼント”でした😁ちなみに、とても喜んでくれたので、作り甲斐がありました😅